掲載日:2011年3月22日

Close Up!

ユーザーごとにデスクトップ環境をクラウド化「ICT仮想デスクトップサービス」

個人PCのデスクトップをクラウド環境で一元管理し利便性はそのままにセキュリティリスクを低減

FOCUS

  • OSからデータまでをクラウドで管理しデータ紛失・盗難による情報漏えいを防止
  • 社外や自宅のPCでも安全にアクセスできワークスタイルの多様化に貢献
  • PC環境の一元管理で運用負荷が大幅に低減
  • 導入コストが少なく試験的導入が容易

ICTの世界における「所有から利用へ」という流れのなかで、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)の普及が本格化しつつあります。日本ユニシスはこうした動きにいち早く対応し、2008年からサーバやストレージなどの情報インフラをクラウド環境で提供する「U-Cloud IaaS(ICTホスティングサービス)」を展開してきました。
そして今回、「U-Cloud IaaS」を拡充する新たなクラウドサービスとして、「ICT仮想デスクトップサービス」の提供を開始しました。

通常のPCと変わらない環境をネットワーク経由で提供するICT仮想デスクトップサービス

2011年2月にリリースした「ICT仮想デスクトップサービス」は、企業内で個人が利用するPCなどのデスクトップ環境をネットワーク経由で提供するというサービスであり、日本ユニシスが提供している「U-Cloud IaaS」を拡充するアドオンサービスと位置づけています。OSやアプリケーション、データなどはすべてクラウド環境のサーバに置かれており、機能を使いたいときにはPCなどの端末でブラウザ用ソフトウェアを起動させてアクセスするという仕組みです。

端末にアプリケーションやデータを置かないという点では「シンクライアント」の一種だといえます。シンクライアントには複数の方式があり、その1つが、特定のアプリケーションを仮想化して利用する方式(ターミナルサーバ型)です。この方式は、サーバ上のOSやアプリケーションを複数のユーザーが共有するため、利用できるアプリケーションが制限されます。

一方、日本ユニシスのICT仮想デスクトップサービスは、サーバ上に仮想PC環境を1台ずつ構築する方式(仮想パソコン型)であるため、PCで稼働中のアプリケーションがほぼそのまま動作し、通常のPCと同様に使うことができます。この自由度の高さが、もっとも大きな特長だといえます。

図:U-Cloud™ IaaSサービス体系
図:U-Cloud™ IaaSサービス体系(クリックで拡大pdfファイルを開きます

図:日本ユニシスのトータルサポート
図:日本ユニシスのトータルサポート

あらゆるデータを端末に残さないことで情報漏えいの危険を抑制

ICT仮想デスクトップサービスを導入するメリットの1つには、高いセキュリティを確保できるという点があげられます。まず、業務上で必要なデータはすべてサーバに置かれているため、データの入った端末やメディアを外部にもち出す必要がなくなります。また、ユーザー側のPCや端末にはデータが残らないため、紛失や盗難にともなう情報漏えい・喪失のリスクを抑えることができます。

もちろん、クラウド環境への通信は暗号化され安全性が確保されているほか、データを保有するサーバやストレージは堅牢な日本ユニシスのデータセンターで管理・運用されており、セキュリティの要求レベルが高い金融機関をはじめ、顧客情報を取り扱うお客様でも問題なくご利用いただけます。

また、こうしたメリットは、多様なワークスタイルの実現にもつながります。ネットワーク環境さえあれば、PC、スレート端末、スマートフォンなどから、いつものデスクトップ環境にアクセスできるため、外出先や出向先はもちろん、フリーアドレス化したフロアやサテライトオフィス、テレワーク(在宅勤務)にも対応します。さらにはパンデミック発生時にも自宅で利用できることから、企業・団体の事業継続計画(BCP)における対策の1つとして活用していただけます。

デスクトップの一元管理でシステム管理者の作業負荷を大幅に削減

もう1つの大きなメリットが、システム管理者の負荷軽減です。管理対象となるすべてのデスクトップがクラウド環境下で一元管理できるため、アプリケーションのアップグレードやアクセス制限などの設定をはじめ、セキュリティパッチの対応や監査業務などが一括して実施でき、運用管理の作業負担が大きく低減します。

また、「U-Cloud IaaS」やそのアドオンサービスである「ICTファイル共有サービス」とICT仮想デスクトップサービスを組み合わせて利用いただければ、クラウド環境を短期間でシームレスに構築することができ、データバックアップなどの運用負荷が低減します。加えて、端末の調達から運用管理までをワンストップでサポートするユニアデックスのサービスとの組み合わせも可能です。

1カ月から利用可能でテスト導入による検討から正式導入への移行も可能

さらに、コスト面での導入しやすさも大きな特長です。ユーザーが使用する端末は、画面表示や入力・操作といった最低限の機能を備えていれば良いため、高性能・大容量の端末を新たに用意する必要はなく、既存のPCを使うこともできます。料金体系は月額制であるため、例えば社外で作業することの多い営業部門などでPC100台、ユーザー数200人規模から試験的に導入し、操作性や使い勝手を検証してから段階的に拡張したり本格導入に移行していくことが可能です。また、派遣社員や協力会社のスタッフの増減にも柔軟に対応できるため、必要なPC環境をすぐに整備することができます。

ICT仮想デスクトップサービスは、お客様にとって最適なクラウド環境を実現するために、IaaSの新たな選択肢の1つとして提供します。また、すでにトライアル導入いただいているお客様のご意見やご要望をヒアリングしながら、さまざまなニーズにお応えできるようサービスの拡充を図っていきます。

本サービスに関するお問い合わせ先

下記Webサイトより、お問い合わせください。
http://www.unisys.co.jp/services/ict/新しいウィンドウで開きます

日本ユニシス 株式会社
ICTサービス本部

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