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掲載日:2012年7月19日

地域活性化がつくり出す明日。

関心が高まる自然エネルギーとして風力発電の産業化をめざす

松崎 晃治氏の写真

福島 敦子氏の写真

福島
松崎市長が仰ったように、まちおこしはすでにもっている資源を活用することも大切ですが、新しい産業を育成していくという考え方もあると思います。とくに東日本大震災以降、太陽光や風力など自然エネルギーへの関心が高まり、各地域での産業化も進んでいますが、再生可能エネルギーについてはどのようにお考えですか。
松崎
この小浜の地において、どんな再生可能エネルギーが有効かと考えると、日本海から吹き付ける風を利用した風力発電がもっとも適しています。先日、環境省からも、風力発電の立地に向けた環境アセスメントの基礎情報整備モデル地域に指定されました。
福島
全国で10の市町が指定されましたが、小浜市も選ばれたのですね。
松崎
ええ。まだ調査が始まったばかりですが、風力発電の実現の可能性は高いと確信しています。また、小浜市単独では難しいかもしれませんが、潮力や波力など、海を活かした発電にも可能性を感じます。
福島
エネルギーに関する研究・開発という観点でいえば、福井県では2010年から「エコ・エネルギー・コリドール(回廊)」というプロジェクトに取り組んでいます。小浜市を含めた嶺南地域を対象に、「まちづくり」「エコ農業」「行政効率化」を3本柱として低炭素社会の実現をめざす計画だそうですが、その内容と進捗状況を教えていただけますか。
松崎
まず、計画として「まちづくり」では太陽電池や電気自動車の普及をめざしており、「エコ農業」では、ハウス栽培の空調として重油や灯油を使うよりもCO2排出量を大幅に削減できるヒートポンプを採用する取り組みを進めます。また、「行政効率化」ではデータセンターの拠点化をめざすとともに、クラウドコンピューティングの活用による行政サービスの効率化を図ることとしています。
このなかで、現在は「エコ農業」を進めています。ヒートポンプを使った野菜工場の誘致に成功し、建設工事も開始しました。温度を一定に保つ完全密閉型の工場となるため外から菌や虫が侵入せず、安全な野菜を安定的に供給できるところが強みです。一方、「まちづくり」に関しては検討段階、「行政効率化」も始まったばかりですね。

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