2014年11月7日掲載

ユーザー事例

神奈川県横須賀市 様 被災現場への戦略的な対応を可能にする「クロノロジー」を搭載した画期的な災害情報通信ネットワークシステムを構築。

自治体だけにとどまらず、ライフライン企業など民間企業での応用とフィードバックを期待

業務中の写真

「導入当初、試験的にクロノロジーでの情報共有を実施したところ、各部門で一斉に入力された情報がリアルタイムに集約され、本部にいながらにして全庁の動きが把握でき、想像していた以上の効果が実感できました」と、鈴木氏は第3世代災害ネットの評価を語ります。

「運用を始めてから約半年を経ましたが、幸いなことに、新たな災害ネットが活躍するほどの事態は生じていません。操作に慣れる狙いもあって、例えば土木工事現場で発見された不発弾の処理などへの対応にも積極的に利用していますが、従来システムと変わらずスムーズに使用できていることからも、システムとしての確かさが分かります。今後は市内の防災訓練などにも活用して、いざという時の対応力を高めていきます」(鈴木氏)

一方で、開発部門からは、システムのさらなる進化を実現するために、日本ユニシスの取り組みに期待する声も上がっています。

「災害関連の情報システムは、住基関連や税金関連と違って実際に活用されるケースが少なく、活用ノウハウの蓄積が乏しいシステムです。日本ユニシスさんには、当市の事例を活かして、ほかの自治体はもちろん、電気、ガス、通信、鉄道など災害対応に協力するライフライン企業などにも災害情報システムを積極的に提案していただき、その活用ノウハウを私たちにフィードバックしてもらえればと思っています」(吉田氏)

最後に、今回のプロジェクトをふまえた日本ユニシスに対する評価と今後への期待を、プロジェクトリーダーである小貫氏が語ります。

「私は情報政策課に在籍した時代も含めて、長くシステム開発を統括してきたこともあり、多くのSIerと接してきました。日本ユニシスさんには、今回が初めての依頼となりましたが、開発姿勢やニーズ理解力に他社にはない強みがあり、二人三脚で歩んでいけるパートナーだと感じています。近年、官公庁ではICT活用による情報力の強化が大きなテーマとなっており、災害対策以外にも多くのシステム上の課題を抱えています。今回を端緒として、今後も日本ユニシスさんが当市のICTパートナーとして課題解決に貢献してくれることを期待しています」

営業担当の声 さまざまな業種業態のお客様への提案活動を通じて、クロノロジーによる災害対策システムの進化を図ります。

今回、私たちが評価を得られたのは、「災害時に使えなければ意味がない」というお客様の“こだわり”を共有できたことが大きな要因になったのではないかと考えています。私たちは、ともすれば多くの機能を盛り込もうとしがちになりますが、とくに防災関連システムの場合は、それがかえって「過剰で、使いづらい」システムを生み出してしまうことがあります。本プロジェクトでは、操作に不慣れな利用者の視点を忘れず、シンプルで利用しやすいシステムとなるよう心がけました。

防災関連システムは、まだ運用ノウハウが確立されていない分野であり、今後、多くの実績を積み重ね、実際の災害対応を経験することが重要になります。情報を時系列に沿って書き出すという行為は、業種業態を問わず共通しますので、これをシステム化した「クロノロジー」は、行政と連携するライフライン事業者や医療機関、危険物を扱う化学産業、BCP(事業継続計画)を検討する金融業、サプライチェーンの強化を図る製造・流通業など、あらゆる企業で活用していただけると考えています。日本ユニシスにはこのようなお客様がたくさんいらっしゃいますので、他の事業部とも協力して提案を重ね、もっともっと使いやすいシステムへとブラッシュアップしていきたいです。

堀田 尋史の写真

堀田 尋史
公共第二事業部
営業二部 第一グループ
主任

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