2015年3月20日掲載

ユーザー事例

弘前大学 様 北東北の高度医療を担う中核病院としてICTを活用した業務効率の向上と地域医療連携基盤の構築を推進。

医療現場のニーズを起点にすべての情報システムを構築

弘前大学病院様は、北東北医療圏の中核病院として、設立以来約70年にわたって地域の医療を牽引してきました。全国に86しかない「特定機能病院」の承認を青森県で唯一受ける同院は、32の臓器系統別診療科と25の中央診療施設等、640あまりの病床、2010年から稼働を開始したヘリポート、高度救命救急センターなど、充実した診療体制と設備を保有。地域の各医療機関と連携を図りながら、津軽地方と北秋田を中心とした地域で高度な医療を提供しています。

そんな同院では、ICTを活用した医療業務改革にも早くから取り組んできました。そのパートナーとして各種システムやネットワークの構築・運用を全面的にサポートしてきたのが日本ユニシスです。1996年に基幹システムの1つである「医事会計システム」を構築したのをはじめ、医師や院内各部署の指示(オーダー)を電子化する「オーダリングシステム」、看護、検査、給食、物流といったサブシステムに至るまで、日本ユニシスは約20年にわたって同院の業務効率化と医療の高度化に貢献してきました。

佐々木 賀広氏の写真

こうした同院の取り組みを推進する医療情報部で部長を務める佐々木賀広氏は次のように語ります。

「ICT活用における私たちの基本スタンスは、“まず現場ありき”。ICTはあくまで人間の不得手なところを補完する存在だと捉えています。たとえさまざまな機能をもつ優れたパッケージソリューションであっても、それをそのまま運用することはできません。現場のニーズと運用に合わせてカスタマイズしなければ、役立つシステムにはならないと考えています」

例えば、同院のオーダリングシステムには、患者を診療した医師の指示が看護師や検査技師に実施されたかをチェックする「実施漏れ防止機能」が数年前から導入されています。各病棟に配置された大型モニターに、患者一人ひとりについてのオーダーのステイタスが表示され、未実施オーダーを注意喚起する仕組みは、医療現場での安全確保を徹底するためにカスタマイズで開発したものです。

「当院の情報システムは、すべてそのように『現場のニーズに合わせてつくる』という考えで開発・導入しています。ユーザーである各部署のニーズを満たすには、どのような機能が必要なのか、その要件を明確に定義して、日本ユニシスさんにつくり込んでもらってきたのです」(佐々木氏)

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