2009年12月11日掲載

ユーザー事例

株式会社ゆうちょ銀行 様

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効果的に入力した情報を有効に分析・活用し、営業力・提案力のさらなる向上をめざす

石田 仁志氏の写真

ゆうちょ銀行様は、今回の評価実験を通じて、面談記録の入力以外にも、さまざまな分野でアノトペンを活用した業務効率化の可能性を見出しました。その一例が金融商品などの申込書の記入です。現在、これらの申込書は、必要事項をお客様に記入していただいた後、記入された情報をスタッフが1つひとつ確認しながら改めてシステムに入力しています。そのため、キーボード入力の手間と時間を要するうえに、入力ミスが生じる危険性もありました。

しかし、アノトペンを使ってお客様に申込書を記入してもらえば、渉外員がお客様先で申し込みを受け付けた場合も、帰店後にアノトペンをシステムにつなぐだけで、迅速に情報を入力することができます。また、人手によるタイプミスや入力漏れといったミスの発生も低減できます。もちろん渉外員の業務だけでなく、窓口業務における申込受付でも同様の業務効率化が可能です。

資産運用商品部 主任の石田仁志氏は、「今後、業務効率の改善効果や費用対効果が定量的に実証できれば、各種金融商品の申込書にもアノトペンを活用していきたい」と語ります。

さらに松岡氏は、「単なる業務の効率化だけでなく、アノトペンで入力した情報を営業力や提案力の強化に有効活用していくことが大切」と指摘します。

「ゆうちょ銀行がお客様のベストパートナーであり続けるためには、これまで以上にお客様一人ひとりの声に耳を傾け、お客様のニーズを的確に把握して、最適な提案を行うことが重要です。そうした取り組みの1つとして、『安全性資産』『流動性資産』『収益性資産』といった一般的な分類にとどまらず、今後はお客様の資産内容をより詳細に分析し、最適なポートフォリオによる提案もしていきたいと考えています。そして営業活動に携わるスタッフ全員がこうした質の高い提案を行えるようにレベルアップしていかなくてはなりません。そのためには、多様なお客様の声を蓄積するとともに、データマイニング、すなわちお客様の声を解析して有用な知見を抽出していくことが不可欠なのです」(松岡氏)

こうしたデータマイニングの手段として、同行では、CRM(注)システムの構築を進めており、今後、アノトペンなどから入力した豊富な情報を活用して、営業力や提案力の向上を図ることについても検討していきたいとしています。

「今回の評価実験において、日本ユニシスは何度も現場に足を運んでスタッフの業務手順を整理してくれるなど、とてもきめ細かく対応してくれました。また、データマイニングの分野でも多くの実績がありますので、今後もいろいろと支援をお願いできればと考えています」(石田氏)

「長期的な視点に立つと、資産を有効に運用できるかどうかで、お客様の暮らしの豊かさは大きく変わってしまいます。私たちは、お客様一人ひとりに最適な運用提案をするために、ITソリューションを最大限に活用していきたいと考えています。日本ユニシスは、そんな私たちの要望に応えてくれる有力なベンダだと思います」(松岡氏)

(注)CRM
Customer Relationship Managementの略。顧客の要望や問い合わせの内容などを一元的に蓄積し、それを分析することで、顧客満足度を高める技術・手法。

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