2012年10月15日掲載

ユーザー事例

日本中央競馬会 様 トレーニング・センターの坂路タイム自動計測システムにICタグを導入し、計測精度の向上とコスト削減を実現。

競走馬の健康管理とファンへの情報発信強化に向け自動計測システムを構築

イメージ写真

競馬はスポーツと娯楽の両面から、国民的レジャーとして多くの人々に親しまれてきました。現在、延べ1億5千万を超える人が競馬に参加し、売得金は年間2兆円に達しており、その収益は国庫納付金として社会の公益に還元されるなど、社会と深くかかわりながら発展を続けています。

日本競馬の代表的な担い手である日本中央競馬会様は、日本中央競馬会法の公布とともに、1954年に誕生しました。以来、農林水産大臣の監督のもと、年36回の中央競馬の開催をはじめ、馬主や競走馬の登録、調教師や騎手の免許管理、騎手や競走馬の養成、さらには馬事文化の振興など、競馬の健全な発展に向けたさまざまな役割を担っています。

同会は、競走馬の調教施設であるトレーニング・センターを美浦(茨城県)と栗東(滋賀県)の国内2カ所に構えており、いずれも広大な敷地に各種の調教コースを整備しています。その1つに、脚力や心肺機能を強化するための坂路調教馬場があり、栗東トレーニング・センターには1985年、美浦トレーニング・センターには1993年に設置されました。当初はタイム計測を実施していませんでしたが、競走馬の運動機能研究のため、また競馬ファンに予想ファクターとして情報提供を図るため、坂路調教タイム自動計測システム「ALIS」を、それぞれ1990年、1993年に導入しました。

ALISは、実際のコース上でタイムを計測する「センサー部」と、そこで計測されたデータを集計して画面や帳票に表示する「アプリケーション部」から構成されています。経年劣化への対応から、5年ごとにセンサー部の機器を更改してきましたが、2011年の更改にあたり、従来のバーコード方式からICタグ方式に変更するという、設置以来の大きな改革に取り組みました。

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