2012年10月15日掲載

ユーザー事例

日本中央競馬会 様 トレーニング・センターの坂路タイム自動計測システムにICタグを導入し、計測精度の向上とコスト削減を実現。

ICタグの進化とともに導入へのネックが解消され代替に向けた検討が本格化

「ICタグ方式では、電波をアンテナで受信して計測するため、天候の影響を受けにくく、着衣などで隠れても計測が可能です。計測の確実性を向上させるには絶好の解決策といえますが、費用面や運用面を考えれば、慎重にならざるを得ませんでした」(尾崎氏)

というのも、日本ユニシスが初めてICタグを提案したのは、まだICタグが一般的でなかった1990年代のこと。1個当たりの費用も高く、また電池の寿命が短いため頻繁に電池を交換する必要があるなど、運用面での煩雑さもネックとなっていました。

しかし、2000年代に入ってICタグの技術は急速に進歩を遂げ、小型・軽量化とともに量産化によるコストダウンを実現。また、計測時のみ電池を起動させる「セミアクティブ方式」のICタグの登場によって、電池の消費量を軽減できるようになり、交換無しで5年以上使用できる見込みが立ちました。

「当初の提案が受け入れられなかったあとも、日本ユニシスさんからの情報提供は続いていました。ICタグの進化についても把握しており、ALISのセンサー部に使用できるのではという期待も高まっていました。そこで、2011年のシステム更改に向けて、ICタグへの切り替えを本格的に検討し始めたのです」(尾崎氏)

ICタグによる計測イメージの図

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