2012年10月15日掲載

ユーザー事例

日本中央競馬会 様 トレーニング・センターの坂路タイム自動計測システムにICタグを導入し、計測精度の向上とコスト削減を実現。

100%の計測成功率とコストの大幅な削減を実現

従来の台布と新しく導入した台布の大きさを比較した写真上: 従来のバーコード方式で使用していたバーコードとゼッケン装着用の台布
下: 新しく導入したICタグとゼッケン装着用の台布

その後、実施された入札には既設バーコードメーカー、日本ユニシスを含む3社が応札。そのなかから日本ユニシスが採用された経緯について、三橋氏は「入札ですので、最低価格が提示されたことがすべてですが、計測精度やコスト削減効果の面でも満足できるものでした」と語ります。

日本ユニシスが提案したのは、競走馬育成牧場をはじめ、モータースポーツや自転車、マラソン競技での計測実績が豊富なメーカーのICタグでした。天候に左右されない計測の安定性に加え、防水・防塵対応も万全。時速70km程度までの動体速度に対応します。

「今回の入札では、センサー方式を変更した場合に計測精度を保証できるかをとくに重視し、事前に性能テストを実施することを条件に加えました。日本ユニシスさんは競技用トラックでバイクによる性能テストを実施しましたが、テストする際の速度を変えたり、単走だけでなく併走での計測においても、結果は計測成功率100%という素晴らしいものでした」(三橋氏)

また、ICタグ方式への変更は、初期費用・ランニング費用の両面でコスト削減効果があります。

「初期費用については、バーコード方式と比較して読み取り機器の設置費用の低減が可能となりました。また、ソフトウェア開発費用を抑えるうえで日本ユニシスさんの開発効率の高さが活かされたと思います。ランニングコストについても、セミアクティブ方式による電池の長寿命化や、落雷など自然災害対策による故障率の低減、設置が容易なことによる保守費用の低減など、さまざまな面でメリットが感じられました」(三橋氏)

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