2009年5月20日掲載

ユーザー事例

JR九州病院 様

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業務円滑化と電子カルテの操作性を評価し『UniCare®』によるシステム構築を決定

梅田 純一氏の写真

JA廣島総合病院様の導入例を知った林田氏は、早速2007年9月に事務長の梅田純一氏と総務課の桑野英幸氏とともに同院への視察を実施しました。そのさいの感想を林田氏は次のように語ります。

「まず注目したのが、オーダリングシステムの導入によって、帳票類をやりとりする必要がなくなり、業務の流れが非常に円滑化されていたことです。また、電子カルテの使いやすさも魅力でした。これまでにもいろいろな電子カルテシステムを検討してきましたが、使い勝手の良いものはほとんどありませんでした。これに対してUniCareは、直感的に操作できて紙のカルテに慣れている私たちでも簡単に扱えるなど、入力する医師の立場に立って設計されたシステムだと感じました」

視察後、同院ではこのUniCareを採用してオーダリングシステムと電子カルテシステムを構築する方針を固め、11月にJR九州本社の承認を受けて正式に導入が決定しました。

導入プロジェクトの予算管理にあたった梅田氏は語ります。

「当初、オーダリングのシステム化を構想していた段階では、既存の医事システムに、新たに導入するシステムを連結させようと考えていました。しかしJA廣島総合病院様を視察した結果、本当に院内業務の効率化を実現するには、すべての関連情報をシームレスに活用していく環境、つまり現場の医師や看護師が入力する情報が、オーダー、医事会計などの業務にスムーズに連動する、ムダのないシステム環境を整えることが必要だと感じました。そこで、従来の医事システムを置き換えて、すべての情報をUniCareで管理していくことを決めたのです」

同院では承認を得るとすぐに、院内各部署の代表者からなる「システム運営委員会」を設立。日本ユニシスと共同で委員会のメンバーから意見や要望をヒアリングし、要件定義を進めました。

今回のUniCareの導入プロジェクトのなかで、大きな課題となったのが、短期間でのシステム稼働でした。というのも2008年7月にはDPC導入のための診療報酬データを提出する必要があったからです。そのため、要件定義を2008年2月末までに完了させ、その後の4カ月で導入作業を終わらせなければなりませんでした。

桑野 英幸氏の写真

「時間的な制約からカスタマイズは最小限にとどめ、『業務フローをシステムに合わせる』という方針を立てたこともあって、各部門からは新システムの導入によって“業務がどう変わるのか”という質問が多く寄せられました」と話すのは、システム導入の実務を担当した総務課の桑野氏です。

そこで、JR九州病院様と日本ユニシスでは、医師をはじめとする各スタッフが新システムに確実に対応できるよう、早い段階から導入後の業務フローを想定した具体的なシミュレーションを実施。新システム導入後の入力作業や入力されたデータの確認作業などの役割分担を明確にして、各人が担当業務をしっかりとイメージできるようにサポートしました。

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