2011年9月6日掲載

ユーザー事例

株式会社鹿児島銀行 様『BankVision®』をベースに安定性・操作性に優れた新勘定系システムの構築と次代を担うシステム要員の育成に成功。

システムの中核となる技術・ノウハウの蓄積をめざし
アプリケーションの自行開発方針を貫く

このように地域に根ざした金融サービスを展開している鹿児島銀行様が、経営戦略の重要なテーマの1つとして取り組んでいるのが、ITの有効活用による業務の生産性向上です。同行では、1973年に稼働した第一次オンラインシステム以降、日本ユニシスをパートナーとして勘定系システムを構築してきましたが、業務アプリケーションに関しては、毎回、自行のエンジニアで独自開発する“開発自営”の方針を貫いてきました。その理由を、システム部 システム開発グループ 主任調査役の福山裕二氏が解説します。

福山 裕二氏の写真

「銀行にとって勘定系システムは、経営に直結する命綱のような存在です。これを長期間安定的に稼働させ、さらに経営戦略や営業現場のニーズに応じて迅速に保守・改善していくためには、業務アプリケーションの開発をベンダ任せにするのではなく、中核となる技術・ノウハウをしっかりと行内に蓄積しておくことが重要だと考えています。そこで当行では、システムのインフラを移行してもアプリケーションについては自行が中心となって独自開発するスタイルを貫いてきたのです」

そのため、今回の次期勘定系システムの構築計画においても、フルアウトソーシングを行うのではなく、早い段階からホスティング利用による開発自営方式を決定しました。

「日本ユニシスから最初に『BankVision®』の提案をいただいた時には、『オープン系のプラットフォームで銀行の勘定系システムを本当に安定稼働させられるのか?』と不安視する声が行内にありましたが、その一方で現行システムでは業務アプリケーションの肥大化傾向にあり、オープン系システムへの移行によるソフトウェア開発の生産性向上やコストダウン効果などのメリットには大きな魅力を感じていました。その後、百五銀行様のシステムが本稼働して安定的に動いていることが確認でき、不安は解消されました。また、当行では第四次オンラインの構築後、10年近く大規模なシステム開発を行っていませんでしたから、今回、次世代のシステム要員を育成するためにも、BankVisionによる勘定系システム構築を決定したのです」(福山氏)

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