2011年9月6日掲載

ユーザー事例

株式会社鹿児島銀行 様『BankVision®』をベースに安定性・操作性に優れた新勘定系システムの構築と次代を担うシステム要員の育成に成功。

本番を想定したテストを繰り返し現場の不安を払拭

多くのカスタマイズを実施したとはいえ、独自開発アプリケーションからBankVisionパッケージへの移行によって、現場の業務オペレーションは多くの変更が必要でした。それだけに、同行では、次世代勘定系システムへの移行に向けて、2010年5月から、営業店などを対象にした入念な業務トレーニングを実施しました。業務統括部 業務統括グループ 主任調査役の東屋敷修氏が説明します。

東屋敷 修氏の写真

「まず各支店や業務部門の事務責任者に対する研修を実施し、インストラクターとして養成しました。そして次に、全行員を対象とした集合研修を開催するとともに、各支店や部門ごとにインストラクターによる業務トレーニングを実施していきました」

ところが業務トレーニングが順調に進み、新たな業務オペレーションに対する行員の理解が高まるにつれて、現場から「本番が不安だ」といった声があがってきたといいます。

「研修では、入金や出金、新規や解約といった業務内容ごとにトレーニングしますから、事前に準備して臨めるのですが、実際の営業店業務においては、どの業務がいつどれだけのボリュームで入ってくるかわかりません。そのため、研修で従来のオペレーションとの違いが明らかになるほど『本番でちゃんと処理できるだろうか?』といった不安が募ったようです」(東屋敷氏)

そこで同行では、2010年12月から、土日などの休日を利用した「営業店参加テスト」を合計10回実施しました。これは、朝の営業準備から夕方の勘定締上げまで、営業店の1日を想定して、端末操作はもちろん伝票作成、現金のやりとりといった一連の業務を再現するシミュレーションテストです。

「まず主要店舗数店から着手し、その後、参加店舗を増やしていき、10回のうち4回は全店参加でテストを実施しました。その効果は絶大で、実戦に近い条件で新しいオペレーションを経験したことによって、本番を不安視する声はほとんどなくなりました。なお、この営業店参加テストにおいては、山梨中央銀行様から譲り受けたツールを活用して、参加店舗における業務の進捗状況をPC上で効率的に把握することができました。こうした先行導入行のさまざまなノウハウを有効活用できるのも、BankVisionのメリットだと思います」(東屋敷氏)

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