2014年5月22日掲載

ユーザー事例

川崎信用金庫 様 信用金庫の業務を支える統合OAシステムの刷新にあたり、「セキュリティと効率性の両立」をはじめ、さまざまな課題を総合力で解決。

多様な先端技術を取り入れ統合OAシステムの全体最適化を図る

新統合OAシステムでは、課題となっていた「セキュリティと効率性の両立」を実現するために、全店のパソコンに「シンクライアント」を採用しました。シンクライアントとは、ユーザーの利用するパソコン(クライアント側)にはデータを保持せず、サーバ側で保持・処理する仕組みのことで、これにより、情報漏えいを防止すると同時に、パソコンの処理速度も向上します。

サーバについては、日本ユニシスのプライベートクラウドパッケージ『U-Cloud@IPCP』を採用し、仮想化技術によって約200台のサーバを35台のブレードサーバに統合しました。U-Cloud@IPCPは、企業内にクラウド環境を構築する「プライベートクラウド」に必要な機能を実装したオールインワンのパッケージで、規模や機能に応じて最適なクラウド環境をリーズナブルに構築できます。

三杉 真人氏の写真

プロジェクトの実務面を担ったシステム部 調査役の三杉真人氏は、その狙いを次のように説明します。

「プライベートクラウドによるサーバの仮想化は、当初からの要望の1つでした。これまでは、例えばハードの更改時期を迎えたときに、『最新のハードでは従来のOSが使用できない』などの理由から、ソフトも含めて更新しなければなりませんでした。その分、大がかりになりコストも発生します。仮想化によってハードとソフトを切り離すことができたので、今後はそれぞれ最新版に更新することができます」

サーバ仮想化のメリットは、それだけではありません。

「当金庫では、口座管理システムや本人確認システムなど、さまざまなシステムを構築していますが、必要に応じて個別に構築してきたため、それぞれ専用のサーバや端末を必要としており、大変非効率でした。汎用性の高い仮想サーバとしたことで、今後は各システムを移行し、当金庫の統合基盤としてシステムを問わず活用していくことが可能になります」(三杉氏)

それ以外の課題についても、「業務継続性」についてはハードウェアの二重化とクラウド化によってシステム停止リスクを低減。「戦略的な情報活用」については金庫内ポータルサイトの再構築により情報共有を強化。「運用負荷とコスト軽減」については、統合バックアップ・統合運用監視システムや信用金庫向け共同利用型インターネット接続サービスの活用によって実現するなど、それぞれ先進かつ信頼性の高いソリューションを提供しました。

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