掲載日:2007年1月31日

ユーザー事例

麒麟麦酒株式会社

飛躍的な成長をめざす新たなグループ経営構想「KV2015」の実現に向け、
情報コミュニケーションスタイルの変革に着手。

前へ| トップ | 1 | 2 | 3 | 4 |次へ

「ワークスタイルの変革」の第1ステップとしてコミュニケーションスタイルを改革

ビールの製造・販売を事業の中核に据えながら、低アルコール飲料やウイスキー、さらには医薬品など幅広い分野へと事業を展開しているキリンビール様。グローバルな経営体制をもつ同社は、グループ経営強化と企業価値向上などをテーマに早くから業務効率の向上と迅速な情報共有・管理を促すIT導入を進めてきました。そして2007年度からは、グループの長期経営構想「キリン・グループ・ビジョン2015」(以下、KV2015)をスタートさせ、純粋持株会社制の導入による新たなグループ経営体制の構築など、さらなる成長に向けた企業構造改革を進めていくことを計画しています。
これに先立ち、同社は2005年春から「ワークスタイルの変革」をテーマとした社内の業務環境改善に着手。その第1ステップとして、社員間の情報コミュニケーションスタイルの変革に取り組んでいます。
「キリンビールグループでは、早くから『1人1台のPC』という体制を整え、基幹系システムはもちろん、社員間のコミュニケーションを活性化させるイントラネット、営業支援システムなど、さまざまな場面でITを活用してきました。しかし、こうした取り組みによってさまざまな業務が飛躍的に効率化した一方、社内を流通する電子データの量・種類が急増してしまい、それを起因としてさまざまな問題も浮上してきました」と話すのは、同社情報企画部主査の桝田浩久氏です。
「これまでに蓄積されたデータは6テラバイトと、新聞紙に換算すると2万年分に相当する膨大な量になっています。また、多いときには社員1人に対して1日80通以上のメールが届くこともありました。それほど、日々、さまざまな情報をデータ化し、流通・蓄積させてきたわけです。そのため、社内では毎日送られてくる膨大なメールや情報に悪戦苦闘し、欲しい情報が見つけられずに直接電話でやりとりしたり、情報をもつ相手がすぐにつかまらず、結局、メールで情報の在処を問い合わせる…といった本末転倒な現象も起こり始めました」(桝田氏)
今後さらにIT化が進めば、さらに電子データでのやりとりが増え、業務の生産性にも支障をきたすことは容易に推測できます。そうした事態を回避するためにも、膨大な電子データを優先度や重要度に応じて分類し、必要な情報を必要な社員へ的確に伝える仕組みをつくることが重要な課題となっていました。
「今後、私たちがKV2015で掲げているダイナミックでスピーディなグループ経営を実現していくためにも、現状の社内コミュニケーションの問題をできるかぎり早く解決しておく必要があったのです」(桝田氏)

社内風景

ページの先頭に戻る

前へ| トップ | 1 | 2 | 3 | 4 |次へ