掲載日:2007年1月31日

ユーザー事例

麒麟麦酒株式会社

飛躍的な成長をめざす新たなグループ経営構想「KV2015」の実現に向け、
情報コミュニケーションスタイルの変革に着手。

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在席管理システムとIP電話を融合し新しいコミュニケーション手法を構築

情報コミュニケーションスタイルの革新を進めるにあたって、キリンビール様が着目したのがプレゼンス(在席)管理システムとIP電話の活用でした。
プレゼンス管理システムは、社員一人ひとりの在席状況を社内ネットワークを介して把握できるというもので、離席中の相手に電話をかけるという無駄な作業を省けるほか、代理で電話に応答した社員が伝言メモを残すといった労力も削減することができます。
一方のIP電話は音声を電子データとしてやりとりするため、パソコンとの親和性も極めて高いという特性をもっています。そのため、プレゼンス管理システムとも容易に連携させることができ、たとえば在席していることをパソコン画面で確認し、そこに表示されている社員の名前をワンクリックするだけで電話をかけられるといった「クリック・ダイヤル」の仕組みをつくることもできます。
「実はIP電話を導入する計画は以前からあったのですが、単に電話をIP化するだけでなく、パソコンとの親和性を最大限に利用して新しいコミュニケーション手法を実現できないかと研究をしていたんです。そのなかでプレゼンス管理システムの存在を知り、これは当社の業務環境に最適なのではないかと思い、セミナーなどに出席して詳しい情報を収集していきました」(桝田氏)
こうして複数のプレゼンス管理システムを比較検討していった桝田氏は、候補にあげた製品の中から同社がすでに導入しているOutlookやExchangeなどのマイクロソフト製品と親和性の高い「Microsoft Office Live Communications Server(以下、LCS)」を採用することを決定しました。
ただし、IP電話システムと連携する「クリック・ダイヤル」のシステム構築にあたっては、技術的に大きな課題が残されていました。パソコン上から電話をかける機能を実現するためには、他システムと連携するためにIP電話用サーバの外部インターフェースの仕様公開が必要でしたが、当初、通信会社にはサーバ仕様の公開経験がなく、その開発を各ベンダーに相談しても良い回答を得ることができない状況だったため、結果的にシステムの構築を進めることができなかったのです。
「数社のベンダーに開発依頼をしましたが、サーバの問題から、いずれの返答も『機能の実現を保証することはできない』と…。これはどうしたものかと困っている時に手を差し伸べてくれたのが、日本ユニシスでした」(桝田氏)
LCSを用いたシステムの構築実績を豊富にもつ日本ユニシスは、キリンビール様からの要望を受けて、「クリック・ダイヤル」機能を実装するための具体的な方法論はもとより、IP電話用サーバの仕様公開に関する交渉の後方支援などを提案しました。キリングループにおける情報戦略の中核企業、キリンビジネスシステムシステム管理5部担当部長の山崎智裕氏は次のように振り返ります。
「数社からの提案書を比較しましたが、日本ユニシスのものがもっとも充実していましたし、これならシステム構築を安心して任せられると思える内容でした。日本ユニシスのバックアップもあって通信会社からも設定情報を公開してもらうことができましたし、LCSに関するさまざまな要望や問い合わせにも迅速に対応してくれたことを感謝しています」(山崎氏)

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