2012年5月21日掲載

ユーザー事例

kmホールディングス 様 スマートフォンを利用した日本初のクラウド型タクシー配車システムを開発し、IT投資の軽減と利用者へのサービス向上を実現。

配車業務の効率はもちろんタクシー事業全体の効率改善に貢献

smartaxiの最大のメリットは、配車スピードの向上と配車業務の効率改善にあります。そもそも携帯電話回線には、無線回線と比較して大きな利点があります。現在のGPS無線では、車両の所在地情報は20秒ごとに更新されますが、携帯電話であれば、ほぼリアルタイムな把握が可能です。また、無線通信に見られる不感地帯も非常に少ないため、配車の取りこぼしもありません。

一方の配車業務の効率について、友永氏は次のように語ります。

「配車センターでは、各車両が今どこにいるのかすぐにわかりますので、お客様から配車要請をいただいた際、PC上にお客様情報やお迎え場所、お送り場所を入力するだけで、瞬時に最適な空車を探すことができるのです。配車が確定すると、PC上に車両情報や予想時間が表示されるので、これらをお客様にお伝えすれば、配車センターの業務は完了です。お客様の待ち時間を短縮できるのと同時に、業務効率も驚くほど向上しました」

長田 正人氏の写真

こうしたメリットは、乗務社員側でも実感しています。

「配車指示を受信すると同時に、お迎え場所までの最適ルートが表示されますので、お待たせすることなくお迎えに上がれます。もちろん、目的地に向かう場合も同様に最適ルートを選択できますので、お客様にも喜んでいただいています。また、車両選択にあたっては、お迎え場所への距離だけでなく、目的地も含めてもっとも効率的なルートを取れる車両を選びますので、ムダのない効率的な営業運転ができるようになったと、乗務社員から喜ばれています」(長田氏)

smartaxiの導入は、配車業務だけでなく、タクシー会社の運営体制そのものを改善する可能性を秘めています。携帯通信網やインターネット接続環境は、日本全国に整備されているため、各地に配車センターを抱える必要がなく、一括管理が可能です。このため、各地に設けている配車センターの統合や、外部委託も可能になります。

「すでに横浜エリアの無線室は廃止して、2012年5月以降に東京に集約する計画ですし、4月中旬に導入したIVR(音声自動応答)システムによって、お客様へのサービス品質を高めつつ、業務コストの低減を図っていきます。また、ほかのタクシー事業者と連携した配車設備の集約化や、他社からのアウトソーシングの積極的な受け入れも視野に入れています」(友永氏)

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