2014年3月20日掲載

ユーザー事例

京都大学 様 先進の疫学情報基盤を駆使して医学の進歩とヘルスケアの発展に貢献する大規模な「ゲノムコホート研究」を推進。

大量の非構造化データを利活用する最新の情報基盤を構築

京都大学様では、2005年からコホート研究プロジェクトの計画を立案し、国や長浜市、住民グループとの協議を進めてきました。そして、研究の詳細設計や検査項目の検討、情報の取り扱いについての詳しいルールづくり、行政・住民との合意形成などを経て、2008年から第1期の「0次健診」をスタート。2010年には参加者1万人の目標を達成しました。

日本ユニシスは、このプロジェクトのICTパートナーとして、膨大な健康関連データを管理する情報基盤の設計・構築を担当してきました。

ゲノムコホート研究の情報基盤には、極めて大量かつ多様で複雑な形態のデータを処理する能力が要求されます。ながはまコホートの場合も参加者が1万人を超えるだけでなく、生活習慣などの調査項目だけで742に及ぶなど、1人あたりのデータ量も膨大です。5年ごとに追跡調査を繰り返すため、増え続けるデータを長期にわたって蓄積・管理する必要があります。一方、取り扱うデータの形態も多岐にわたります。例えば、同じ健診情報や診断記録でも、その結果や記入者によって記載方法が異なるために、共通のデータ構造が定義できないケースが少なくありません。また、健康関連情報のなかには、文章や画像診断データなどの非構造化データが多く含まれています。

日本ユニシスでは、医療情報分野において長年培ってきた実績、さらには佐渡島や佐賀県での地域医療連携システムの開発を通じて蓄積してきた技術とノウハウを駆使し、2011年、ながはまコホートの情報基盤の設計に着手しました。そして、クラウドコンピューティング基盤などに用いられている大規模分散データ処理やデータベース運用の技術を活用し、大量かつ複雑な非構造化データの処理に対応する最新のデータ解析基盤を構築しました。

健診試料・データの蓄積とながはま0次コホート事業のロードマップの図

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