2014年11月7日掲載

ユーザー事例

明治安田損害保険 様 より迅速で正確な保険金支払いの実現をめざし『Image Flow Foundation®』を基盤にイメージワークフローシステムを構築。

要件定義を徹底したことがプロジェクトを成功に導く

業務中の写真

こうして、日本ユニシスをパートナーに、保険金支払ワークフローシステムを導入することが決定したのが2012年12月のこと。繁忙期となる決算時期を避けて、2014年6月の稼働開始を目標にシステム構築プロジェクトが本格的にスタートしました。要件定義の期間には3カ月を設定していましたが、「3カ月をかけても、当初は一抹の不安がありました」と近藤氏は振り返ります。

「生命保険会社での導入実績があるとはいえ、損害保険の業務フローは生命保険とは大きく異なりますし、例外事項なども多い複雑なものです。加えて、当社のお客さまは企業・団体が中心で、このようなお客さまのサービス上のニーズをワークフローシステムの根幹となる業務フローにしっかり活かせるだろうかと心配していたのです」(近藤氏)

しかし、そうした心配は「杞憂だった」と言います。

「当社の保険商品は、大きく傷害保険、所得補償保険、医療保険の3種目があり、それぞれ業務フローが異なります。日本ユニシスさんは、業務フローを把握するための専門チームを設け、当社に常駐して各種目の担当者からヒアリングしてくれました。ヒアリングに同席してみて実感したのが、理解の早さと正確さです。当社の担当者が説明した内容を図や文章にまとめてもらったのですが、うまく言葉にできなかったことも的確に整理されていて、プロジェクトメンバー間での情報共有に大いに役立ちました」(近藤氏)

このように、要件定義に時間をかけ、多様で複雑な業務フローの理解に努めたことが、その後の開発段階に生きました。

「開発コストや運用のしやすさの観点から、システム全体をコンパクトにしたいと考えていましたので、3種目の業務フローをできるだけ共通化し、どうしても共通化できない業務だけを個別対応する方針でした。保険金をお支払いする案件の業務フローのプラットフォームの共通化と、保険金をお支払いできない案件などの業務フローの3種目の共通化をめざしました。共通化できるかどうかの切り分けは、業務フローを詳細に理解していなければ判断できないことですが、日本ユニシスさんのご提案は的確でした。また、担当者間で意見の相違が生じた場合などについてもうまく交通整理してもらえるなど、システム開発のパートナーとしてありがたい存在でした」(青木氏)

また、要件定義のために業務フローのヒアリングと整理を徹底したことで、それまで気づかなかった改善点が発見され、業務フローそのものの効率化にもつながったと言います。

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