2009年12月11日掲載

ユーザー事例

三菱商事株式会社 様

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出向者の増加にともない社内イントラネットへの新たなアクセス手段を模索

三浦 弘晶氏の写真

国内外に500社を超える連結企業を有する三菱商事株式会社様では、本社から各事業会社への出向者が年々増加しています。出向社員は、本社に籍を置いたまま一時的に出向先の事業会社の社員扱いとなります。そのため、出向期間中も本社の人事情報や所属部門情報などを確認する必要があり、外部から本社のイントラサイトを閲覧したいという要望が高まっていました。

そこで、同社は2001年にイントラネットへのリモートアクセス環境を構築し、指定されたノートPCを用いて出向先のネットワークからイントラサイトを閲覧できる仕組みを導入しました。しかし、本社から持参したノートPCを使ったリモートアクセスには、さまざまな問題点がありました。今回、リモートアクセス環境の再構築プロジェクトにおいてマネジャーを務めた情報企画部 ITインフラチーム 課長の三浦弘晶氏が説明します。

「ノートPCの持ち出しには、常に紛失のリスクがつきまといます。PCの紛失は、単なる物品の紛失に止まらず、情報の流出や喪失を意味します。場合によっては一個人の責任では済まされない事態すら招きかねません。そのため当社では、ノートPCの持ち出しを禁止している部署もあります。また、セキュリティ意識が高まるなかで、外部からのPC持ち込みを制限する事業会社も増えてきました。こうした事情によって、出向者が出向先にノートPCを持ち込めず、本社のイントラネットにアクセスできないケースが珍しくなくなってきたのです」

そのため同社では、「利便性」と「セキュリティ」を両立する新たなリモートアクセス環境の構築をめざし、2007年からさまざまな技術の検討・導入に取り組んできました。2007年には、Webアクセスやオフィスソフトを利用できるスマートフォン「Black Berry」が導入されましたが、携帯電話ではやはり機能に限界があり、既存のリモートアクセスの代替手段にはなりませんでした。また、インストール先のPC内に独立したPC環境をソフトウェア的に構築する「仮想デスクトップ」技術を活用し、出向先のPCに操作の証跡を残さずに本社のイントラネットにアクセスする方法も検討されました。しかし、操作に一定のスキルを要することに加え、出向先のPCに新たなソフトウェアをインストールしなければならないことが事業会社のセキュリティポリシーに抵触するなどの理由で導入が断念されました。

「リモートアクセスできない出向社員には、人事部から必要情報を紙にプリントして郵送しなければならず、その負荷は無視できないレベルに達しています。さらに、どうしてもタイムラグが生じるので、出向者と本社との距離感を増幅させる結果にもなりかねません。イントラを通して本社と情報をリアルタイムに共有するということは、本社の決定や方針を把握するだけでなく、出向者に対する心のケア、モチベーション維持という目的もあります。そのためにも、従来のノートPCに代わる新しいアクセスツールが必要でした。そんな時、日本ユニシスの『SASTIK®サービス』の存在を知り、プロジェクトメンバー一同『これは使える!』と直感したのです」(三浦氏)

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