2011年1月25日掲載

ユーザー事例

株式会社三菱東京UFJ銀行 様

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スキル強化に向けてルールを整備

リーマンショック以降の長引く経済不況と労務管理の厳格化のなかで、業種・業態を問わず多くの企業が時間外勤務の抑制的対応を余儀なくされています。しかし、これによって業務時間外に先輩社員が若手社員に教育・指導する機会が減り、社員のスキル不足を招く要因の1つとなっています。

世界屈指の総合金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループの中核を担う株式会社三菱東京UFJ銀行様も、若手をはじめとする行員のスキル強化に課題を抱えていました。「お客さま本位のサービス」を徹底すべく、高品質のサービスを提供し「お客さまにご満足いただくこと」を追求している同行にとって、人材育成は不変の経営テーマです。そのため、銀行特有の複雑かつ多岐にわたる事務手続を、いち早く習得させるための仕組みづくりが求められていました。

加えて同行には、2006年1月1日に東京三菱銀行とUFJ銀行の合併によって誕生したという背景があります。両行のシステムは、2008年12月までの期間で段階的に統合され、新システムに合わせてルールも変わりました。新ルールを習得するために研修などは行われたものの、若手のみならずベテラン行員も含め、実際の事務処理を行うなかで戸惑いや迷いは少なからず生じたようです。

永井 統一氏の写真

こうした状況を受けて、同行は2009年5月、法人向け取引を担当する法人企画部に「法人事務改革室」を発足させました。組織の役割について、同室の永井統一氏が説明します。

「我々のミッションは、主に事務に関するスキルの源となるルールを整備し、教育体制を強化して法人取引担当者のスキルの底上げを図ることです。そのためにまず着手したのがルールの整備です。当行には、長年にわたって行員の知見を蓄積してきたナレッジがあるのですが、情報量が膨大であるがゆえに『目的の情報をすぐに探し出せない』『似たような情報が多くてどれが最新の正しい情報なのかわからない』といった課題がありました。こうした情報の整理に加えて、現場の行員からニーズの高かった契約書類の記入見本の拡充などの整備作業を1年かけて行い、ルールとしてまとめ直したのです」

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