2011年1月25日掲載

ユーザー事例

株式会社三菱東京UFJ銀行 様

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高い安全性と短期間での導入を両立する『SASTIK®サービス』

こうしてルールが完成したものの、新たな問題が浮上しました。それは学ぶ時間が取り難いということです。法人取引の担当者は取引先への訪問などで業務時間中にまとまった学習時間を確保することは容易ではありません。行員からは「自宅で勉強したい」といった声も聞かれましたが、当然ながらルールブックを社外にもち出すことは禁じられています。

「集合研修も実施しましたが、全国各地の拠点から研修所に集まってもらうにも限界があります。また、ルールの内容を本当に習得し、実務に活かしていくためには、人から教わるだけでなく、日頃の業務で気づいた点を振り返ったり、予習的に学習したりすることが大事なのです。こうした自発的な学習意欲を汲み取る仕組みとして、何とか業務時間外でも自己学習ができるようにしたいと考えました」(永井氏)

しかし、その実現にあたってもっとも高いハードルとなったのが、銀行ならではの厳格な情報セキュリティポリシーでした。例えば、ルールのデータが格納されているサーバには、同行の重要文書も格納されているため、外部からのアクセスを許可することはできません。外部アクセスを実現するには、ポリシーに合致したネットワーク環境を構築しなければならず、膨大なコストと期間がかかるからです。

平田 和久氏の写真

また、「セキュリティ性の確保だけでなく、導入に要する期間もポイントでした」と話すのは、法人事務改革室 室長の平田和久氏です。

「2011年1月には若手行員を対象として業務知識の習得状況を確認するためのテストを実施することが決まっていましたので、その数カ月前には学習できる環境を整えたかったのです。そんなときに出会ったのが、日本ユニシスの『SASTIK®サービス』でした。説明を受けて、我々のニーズにぴったり一致する“優れもの”のツールだと感じました」(平田氏)

SASTIKサービスは、USB型のキーデバイス「SASTIK」を用いたクラウド型のリモートアクセスサービスです。PCのUSBポートにSASTIKを挿すと専用のブラウザが立ちあがり、日本ユニシスのデータセンタ内にある認証サーバを経由して目的のアドレスにつながります。そのアドレス以外にはつながらず、閲覧しているデータをPCに保存・ダウンロードしたり、印刷したりすることはできません。使用後には、SASTIKを抜けばPCから作業のキャッシュ(証跡)が消去されます。

さらに、SASTIKのキーデバイス自体には情報を保存することができないため、紛失しても情報漏えいの心配がありません。

「仮に銀行内の情報が記録された媒体を社外でなくしたら大問題になりますが、SASTIKは、紛失しても情報が漏れる心配はなく、しかも日本ユニシスに連絡すればすぐに利用を停止できるので安心でした」(永井氏)

また、導入にあたっては、新たにシステムを構築したりソフトウェアをPCにインストールしたりする必要がないため、短期間でサービスを開始することが可能です。

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