2010年7月1日掲載

ユーザー事例

中日本高速道路株式会社 様

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積極的な提案と課題解決力でスムーズなサービスインに貢献

今回のプロジェクトがスタートした2009年4月の時点で、smart oasisはすでにカードリーダーによる個人認証機能を備えていたものの、課金・決済の機能はまだ実装されていませんでした。そこで、NEXCO中日本様と日本ユニシスは、まず課金・決済の方法に関して詳細な検討を進めました。

その結果、利用者にWebサイトで事前登録してもらい、充電器の利用時に登録済の「専用ICカード」「FeliCa」「おサイフケータイ」のいずれかを非接触カードリーダーで読み取ることで、個人認証と課金・決済を行うことに決定しました。1回の充電につき100円(消費税込)の料金は、事前登録時に指定したクレジットカードから引き落とされる仕組みです。

「厳しいスケジュールでしたが、『最初から有料でスタートしたい』という当社の要望に応えて、短期間で課金・決済システムを実用化してくれました」(瀬戸氏)

柳野 和也氏の写真さらに同社では、課金・決済の実現とともに、利用者へのきめ細かい情報提供も重視していました。その理由を、「設置台数が少なく、高速道路という閉鎖された空間であるため」と説明するのは、プロジェクトの仕様検討に取り組んできた柳野和也氏です。

「海老名SA、上郷SAの上下線に各1台しかなく、充電時間は15〜30分程度かかりますので、現在誰かが使っているか、あるいは故障やメンテナンスで使用停止になっていないかなどを、利用者がいつでも確認できるようにしたかったのです」(柳野氏)

こうした利用者への情報提供サービスについても、データセンターで4基の急速充電器を一元管理することで実現。位置情報や故障情報、満空情報などをインターネットの専用サイトにリアルタイムに掲載し、利用者がパソコンや携帯電話でアクセスすることで、これらを確認することができます。

「実は当初、パソコンでの閲覧だけを前提としていたのですが、日本ユニシスからの提案で、携帯電話でも見ることができるようにしました。実際、高速道路をご利用いただく時には、パソコンより、携帯電話をおもちのお客様の方が多いでしょうから、携帯向けサービスは的を射た提案でしたね」(柳野氏)

このほか、領収証の発行に代えて、利用実績をメール送信するサービスも日本ユニシスの提案によって実用化されています。

室 充氏の写真さらに、今回のプロジェクトにおいて、日本ユニシスはインフラシステムの構築に加えて急速充電器本体の設置工事も担当しました。柳野氏と同じくプロジェクトの実務面を担当した室充氏は、次のように振り返ります。

「設置場所が高速道路上のSAという特殊な条件下でしたので、さまざまな制約がありました。駐車場内でのお客様の動線を考慮した設置箇所、、既存の施設を前提とした電源の引き込みなどの工事方法、営業中施設への影響を最小限にするような安全配慮など、解決すべき課題はいくつもありました。しかし、これらにも日本ユニシスが率先して対応してくれましたので、スムーズにサービスインを果たすことができました」(室氏)

東名高速道路における「電気自動車用急速充電システム」概要図

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