2009年10月6日掲載

ユーザー事例

ノバルティス ファーマ株式会社 様

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周辺システムとの調整や稼働試験期間の短縮など大きな課題を克服

黒田 伸之氏の写真

2008年3月の要件確認から、設計、開発、テストを経て2009年2月の本稼働に至るまで、プロジェクトはおおむね順調に進んだものの、この間に克服すべき課題は少なくありませんでした。

例えば、MAXIMの再構築とほぼ同時期に、ダッシュボード(さまざまなデータから数値やグラフの形で経営指標などを表示するシステム)の導入や、OpenPrismのリニューアルなど、他社が担当する開発案件も含めた複数のプロジェクトが並行して進んでいたため、各システムとの調整を図る必要がありました。

「とりわけダッシュボードはMAXIMと重複する機能があるため、どちらのシステムが機能を担うかを決める必要がありました。また、役割分担が決まった後も相互のインタフェースを用意しなければならないため、後からスタートしたダッシュボードの要件に合わせてMAXIMの要件を変更する必要もありました」

こう説明するのは、マーケティング支援システムグループの黒田伸之氏です。そして、もう1つの大きなハードルとなったのがプロジェクトの最終段階となる稼働試験のスケジュール変更でした。

「新システムは、当初2009年3月の稼働を予定していました。ところが、2008年11月の後半になって、同じく2009年3月に新製品が発売されることが判明しました。新製品の発売時期にシステムを変えることには社内でも非常に抵抗があったため、急きょ、本稼働を1カ月前倒しすることになったのです。システム検証試験の品質を維持しつつ、実施期間を1カ月短縮するのは非常に大変だったと思いますが、エンジニアを増員するなどしてこの難しい要望に応えてくれた日本ユニシスにはとても感謝しています」(生沼氏)

石田 正幸氏の写真

新たなMAXIMの運用開始から約半年。再構築の目的の1つである「運用コストの低減」において具体的な成果が現れるのはまだ先ですが、これからは組織変更などの場合もプログラムに手を加える必要がなくなったため、その分のコストが確実に削減できるはずです。この点について、マーケティング支援システムグループの石田正幸氏は次のように強調します。

「もし要件に変更があったとしても簡単に影響分析ができますし、限られた部分の変更で済むため、システム改修時のリードタイムも大幅に短縮できるでしょう」(石田氏)

また今後は、DWH再構築の第2フェーズとして、卸への納入データ、市場データ、MR活動データなどの分析システムなどの刷新にも着手する計画です。
「日本ユニシスが備えているトータルなITスキルと製薬業界に関する業務スキルを十分に活かし、今後もシステムの最適化に向けたさまざまな取り組みをサポートしていただきたいと思います」(生沼氏)

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