2010年1月29日掲載

ユーザー事例

NTTコミュニケーションズ株式会社 様

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ストレスのない電話転送を実現するため入念に検証を繰り返す

システムの要件定義においては、.Phone IP CentrexとOCSの間でどのようにプレゼンス情報を伝達するかが最大の検討課題となりました。

プレゼンス情報の伝達手法としては、OCSから常時.Phone IP Centrexへプレゼンス情報を伝達する方法と、着信のたびに.Phone IP CentrexからOCSにプレゼンス情報を参照にいく方法という、主に2つの選択肢が考えられました。

「発信者にストレスを感じさせることなく電話をつなぐには、できるだけ遅延なく転送することが重要です。そこで、当初はOCSから.Phone IP Centrexへプレゼンス情報を常時伝達しておいて、着信後は在席状況に応じてただちに転送する方法を考えていました。しかし、この方法では.Phone IP Centrex側のデータ処理量が増し、システムへの負荷が増大する懸念がありました」(市川氏)

そこで、実際の負荷を検証するためテスト環境を構築。2009年1月〜5月にかけてさまざまなパターンを想定した検証作業が続けられました。

山口 健一氏の写真

「検証の結果、着信のたびに、.Phone IP CentrexからOCSにプレゼンス情報を参照する方法を選択しました。この方法によってシステム負荷を大幅に低減できるうえ、転送のリアルタイム性も十分に確保できることが実証されたからです」

こう語るのは、プロジェクトで主に仕様検討を担当したビジネスネットワークサービス事業部 ユビキタスコミュニケーション部の山口健一氏です。

その後も商用レベル環境での負荷試験や、「Click to Dial」(PC上に表示されたユーザー名などをクリックするだけで電話がかけられる機能)などの開発が進められ、2009年8月、『.Phone Collaboration with Microsoft® Office Communications Server』がサービス・インしました。

パッケージ開発フロー図

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