2013年7月23日掲載

ユーザー事例

岡三証券 様 証券事務の大幅な効率化を実現する次世代証券基幹系システムの基盤をWindowsベースで構築。

業界に先駆けて証券の基幹系システムをオープン系に全面移行することを決断

業務中の写真

それから約20年、総合証券システムは日本ユニシスのホスト上で稼働してきました。この間、システムは安定的に稼働してきましたが、岡三情報システム様として解決すべき課題も顕在化してきました。その1つが、人材育成面での課題です。

「信頼性と安定性が求められる大規模システムの運用に携わる当社の技術者にとって、保守業務の高度なスキルを習得する環境は充実しています。ところが、開発から20年が経過し、システムが成熟したことで、上流工程から設計に携わり、全体を見据えた開発ノウハウを身につける機会は限られていました」(片山氏)

また、ホスト技術者の高齢化という問題もありました。そこで、新たなシステムの開発を通じて、将来にわたってシステムの開発から管理まで担当できる若い技術者を育成することが目標となりました。

さらに、これに加えて大きな課題となっていたのが運用にかかるコストでした。

片山 勝一氏の写真

「ホストシステムの運用コストは当社にとって大きな負担となっており、これを大幅に抑えたいと考えていました。また、昨今の環境変化に即応して、システムの変更や改修が柔軟に行えるシステムを構築し、競争力を高めたいという狙いもありました」(片山氏)

こうした課題へのさまざまな検討が進むなかで、日本ユニシスは、要件を満たす最適なシステムとして、Windowsベースのシステムを提案しました。これは、サーバに日本ユニシスのES7000シリーズを採用し、金融系のミドルウェアとして評価の高い日本ユニシスの『MIDMOST®(ミッドモスト)』を組み込んで、ミッションクリティカルなシステムを実現するというものでした。

しかし、総合証券会社の基幹系システムをWindowsベースで構築した例はなかったため、岡三情報システム様は慎重に検討を重ねました。とくに証券業務では、朝の取引開始と同時にアクセスが集中することから、サーバにはピーク時の負荷に耐える高い処理能力が求められます。

「これまでと同様に安定して稼働するシステムを構築するため、さまざまな面から導入するサーバを検討しましたが、ES7000は十分な性能と拡張性を備えていると判断しました」(片山氏)

MIDMOSTはWindows OSとアプリケーションの間で稼働し、金融業務に必要な、トランザクション処理、多重化対応、24時間365日稼働、障害発生時に障害箇所を特定する機能などを備えています。

「メーカー系の大手SIerからも提案を受けましたが、MIDMOSTの機能とコスト面から日本ユニシスさんの提案を高く評価しました。さらに、これまでの実績と信頼をふまえ、従来どおり日本ユニシスさんを基盤ベンダとして採用することに決定しました」(片山氏)

システム全体イメージの図

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