2012年12月14日掲載

ユーザー事例

特定非営利活動法人佐渡地域医療連携推進協議会 様 100を超える医療・福祉関連施設の連携をめざした地域医療連携システムを構築し、佐渡島における医療レベルの維持を図る。

クラウドを採用した安全・安心なシステムの構築が着々と進行中

日本ユニシスは、パートナー選定後すぐに2012年4月から開発をスタートし、同年10月までに開発工程を完了。『仮想“佐渡島病院”』として始まった佐渡島の地域医療連携ネットワークは、一般公募による「さどひまわりネット」の愛称を得て、現在、2013年4月の稼働に向けて最終段階の調整が進んでいます。

業務中の写真

「さどひまわりネット」は、同協議会が目標に定めたとおりの双方向性を実現するとともに、安全で安心なネットワークシステムとして運用できるよう、県内長岡にあるデータセンターを活用したクラウドシステムとなっています。また、ネットワーク経由で参加施設のシステムや機器から1日1回の情報自動取得を行い、医療従事者の業務フローを一切変更しない理想的なシステムを実現しています。収集された情報は取得段階で同意チェックが行われ、情報共有に同意した患者の分のみがデータベースに保存されます。

ここまでの取り組みを振り返り、佐藤氏は「論理設計段階で十分なレビュー時間を取り、実現したい機能はすべて網羅したつもりです」と語ります。

「なかでも、時間をかけたのは操作画面の設計です。すべての利用者が使いやすいシステムの実現をめざして260にのぼる画面のボタン配置やネーミングなどを細かく検討した結果、全画面のレビューに540時間以上を費やしました」(佐藤氏)

また、セキュリティの確保にも時間をかけて取り組んだといいます。

「医療情報は共有されて初めて活きるものですが、その一方で個人情報は、完全に守られなければなりません。そこで、国や自治体が定めた法令やセキュリティガイドラインに準拠するのはもちろん、患者側に情報の取り扱いを示す患者情報取扱規約、ネットワークを利用する施設に対する利用規約、さらには協議会スタッフや運用管理者に対する運用管理規程も策定し、セキュリティ確保に万全の体制を構築しました」(佐藤氏)

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