2012年12月14日掲載

ユーザー事例

特定非営利活動法人佐渡地域医療連携推進協議会 様 100を超える医療・福祉関連施設の連携をめざした地域医療連携システムを構築し、佐渡島における医療レベルの維持を図る。

日本におけるEHR事例として注目される「さどひまわりネット」

業務中の写真

2013年4月に「さどひまわりネット」が稼働すると、島内の病院、診療所、歯科診療所、調剤薬局、介護福祉関連施設などが患者の医療・介護情報を共有・活用し、患者に最適な医療を提供できる環境が実現します。

例えば、島内の介護施設を利用する高齢者の多くは、医療機関に通院している「患者」ですが、「さどひまわりネット」を通じて介護職員が服薬指導の情報を閲覧するようになれば、薬物治療の効果を高めることはもちろん、日々の服薬状況や健康状態を担当医にフィードバックすることもできます。また、長期経過観察が必要となるようなケースの場合でも、病院または診療所など状況に応じた医療機関で継続した治療を提供する、ということも可能になります。このように複数の医療関連施設で患者の情報を共有・活用する「さどひまわりネット」は、日本におけるEHR(エレクトロニック・ヘルス・レコード)の事例として大きな注目を集めています。

また、「さどひまわりネット」の運用が始まり情報が蓄積されるようになると、国内ではまれな大規模臨床データベースとなり得るため、大学などの研究機関が実施する臨床研究や疫学調査、医薬品の有効性・安全性を確認するために製薬会社が実施する市販後調査などにも利用できる可能性があります。

「すでに各方面からさまざまな問い合わせが寄せられていますので、蓄積した診療情報や調剤情報を匿名の情報に加工して、幅広く社会に役立てていけるような機能も検討しています」(佐藤氏)

ページの先頭に戻る