2010年11月30日掲載

ユーザー事例

株式会社スタートトゥデイ 様

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セール時のアクセス集中に耐えられるネットワーク構築を検討

1,300以上のブランドと210以上のショップを扱う、国内最大規模のショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイ様。「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」を企業理念に“高感度ファッション”を届けるEC事業者としての地位を確立し、2010年10月現在で会員数は約250万人にのぼっています。

こうして順調に成長を続ける同社のビジネスを支えているのが、ショッピングサイトのシステムとネットワークです。このため、安定したアクセス環境の確保は経営上の最優先テーマであり、同社は会員数やアクセス数の増加にともなってWebサーバやデータベース、ネットワークの増強を繰り返してきました。

その結果、2009年末までにネットワークの回線速度は1Gbps(注)を確保し、平常時はほぼ問題なく運用していました。しかし、2010年元旦にスタートした冬のセールで一斉にアクセスが集中したところ、Webサイトの動作が遅くなり、ページの表示や切り替わりに数十秒かかるという事態が生じたのです。

大蔵 峰樹氏の写真

同社のシステムを統括する大蔵峰樹氏が、当時を振り返ります。

「ZOZOTOWNをデパートに例えると、ネットワークは玄関口、Webサーバとデータベースが、商品をご覧いただいたり対応したりする販売員やフロアだといえます。どちらかというと、当社はこれまで販売員やフロアを中心に強化してきました。しかし、今回のトラブルは、大勢のお客様が玄関前まで来てくださったにもかかわらず、入口が狭くて入りきれなかったという状態です。これではいくら広いフロアを用意しても意味がありません。多くの会員様にご迷惑をおかけしましたし、当社にとっても大きな販売機会の損失となりました。そこで、入口をさらに広げるための改装工事が必要だと判断したわけです」(大蔵氏)

その時点で、同社の会員数は1年前に比べて2倍に増えていました。この伸長率を考慮すると、その後のセールでも同様の問題が起きることは明らかでした。そこで同社は、セールが終了すると同時に、1Gbpsの回線を10Gbpsにするというネットワークの大幅増強プロジェクトに着手。2010年2月には、ネットワークインフラに強みをもつ複数のシステム会社から提案を募りました。

(注)Gbps:Gigabit per secondの略。通信速度の単位で、1Gbpsは1秒間に10億(1ギガ)ビットのデータを伝送できることを表す。

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