2014年1月20日掲載

ユーザー事例

トーエネック 様 「高圧一括受電」と「電力の見える化」を融合し、お客様に積極的な節電を促すMEMSサービス「EneTOC(エネとっく)」を開発。

節電量に応じたポイント付与で協力した入居者にメリットを提供

パークホームズ勝川プレミアマーク外観の写真「EneTOC(エネとっく)」を導入した
パークホームズ勝川プレミアマーク

「今回のプロジェクトにおける最大のテーマは、情報システムの技術面よりも事業としての形、つまりビジネスモデルそのものをどう組み立てるかでした」と金星氏は振り返ります。

マンションの住民に積極的に参加してもらえる、新しい形の「電力の見える化」をどう実現していくか――お互いがさまざまな意見を出し合い、議論を続けるなかで生まれたのが、節電量に応じて翌年の電気料金を割り引く「節電ポイント制度」でした。

「効果的な節電のためには、協力者に何らかの分かりやすいメリットを提供する必要があるとは当社も考えていたのですが、その具体的なアイデアを日本ユニシスさんが提供してくれました。ただし、当社は電力供給も担っているわけですから、単純に料金を割引すれば収益が減ります。そこをいかに抑え、割引分の原資を確保するかが重要でした」(金星氏)

この面で検討を重ねた結果、最終的に出来上がったのが「指定した日時に節電した入居者にポイントを付与する」という方法でした。電力が通常よりも多く使われる季節・時間帯に節電してもらうことで、マンション全体のピーク電力が下がり、これによってトーエネック様は一括受電における仕入れコストを削減できます。その分を協力者の料金割引の原資とします。

「社会全体として電力需要が高まるのは冷房機器の稼働する夏場ですが、実は一般家庭の場合、電力をもっとも使うのは冬の夜なのです。ですから、夏場の政府・電力会社からの節電要請への協力でもポイントは貯まりますが、それとは別に1月〜3月の夜8時〜11時の時間帯に対象を絞り込んで、ここで集中的に節電に取り組んでもらった入居者には、多くのポイントを付与する仕組みとしました」(金星氏)

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