2012年10月15日掲載

ユーザー事例

トーホーストア 様 流通業向けソリューション『CoreCenter® for Retail』を導入し、食品スーパー事業の進化を実現する柔軟で拡張性の高いシステムを構築。

ビジネスの進化をめざし10年来のオープンシステムを全面リニューアル

藤井 栄二氏の写真

「食品スーパーは、早くからPOSシステムの活用を進めるなど、もともとICTとのかかわりが深い業種ですが、さらなる事業成長のためにシステムへの投資がますます重要になってきていると認識しています」と語るのは、トーホーストア様で取締役 営業企画室長を務める藤井栄二氏です。

トーホーストア様で基幹系システムを全面リニューアルするプロジェクトの検討が始まったのは、2009年末のことでした。

同社が基幹系システムのオープン化に踏み切ったのは1998年に遡ります。この時に導入されたのは、日本ユニシスのUNIXサーバとCoreCenter for Retailの2世代前の流通小売業向けソリューション「HYPER-SA」でした。その後2004年にリニューアルが検討されましたが、この時はサーバを他社機に更新しただけで、システムはHYPER-SAを継続使用することになりました。

「以前運用していた基幹系システムは、稼働開始から10年以上が経過し、保守の困難化に加え、処理遅延・コスト増・障害発生率増加などの問題も顕在化してきていました」と、トーホーグループのシステム全体を管理するトーホービジネスサービス様 取締役 情報システム部担当の奥村一人氏はリニューアルの背景をこう説明します。

奥村 一人氏の写真

なかでも問題となっていたのが、システム機能の「拡張性」でした。それまでさまざまな「継ぎ足し」を行って改良を重ねてはいたものの、ビジネスの高度化や新規分野へのチャレンジが求められるなか、従来の環境ではそれに対応できる新機能の追加が難しくなってきたのです。

「従来のシステムでは、POSシステムが集めたデータに分析を加えたり、マーケティングなどに活用したりするための機能拡張ができませんでした。また、業務プロセスに関しても自動発注や店ごとの棚割などは実現が難しい状況でした。すぐにはできなくても、将来的にはそうした高度な機能も実現可能な、未来に開かれたインフラを構築したいと考えていました」(奥村氏)

こうして基幹系システムの全面リニューアルを決めたトーホーストア様とトーホービジネスサービス様は、まずリニューアルの基本プランとなる「グランドデザイン」の策定に取り組みました。

「グループ全体を含めた最適視点から、今後のICTの『あるべき姿・ありたい姿』を明確にしたうえで、基幹系システムの具体的な移行スケジュールと、各フェーズで実現すべき機能を明確化したのです」(奥村氏)

その後、事業計画と連携した「戦略課題」と、実践的・経済的かつ達成可能な「重点施策」が抽出され、これらに基づいて、HOP・STEP・JUMPの3フェーズからなる、基幹系システムのリニューアル計画が策定されました。

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