2014年3月20日掲載

ユーザー事例

徳島大学 様 糖尿病克服に向けた地域EHRシステムを構築し、「病病連携」と「コホート研究」を推進。

EHRを教育にも活用し、徳島の糖尿病対策をどこにも負けないレベルへ

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松久氏は、病病連携/病診システムを「教育・啓発ツール」としても活用したいと考えています。

「近年の糖尿病診療には次々と有効な新薬や治療デバイスが登場して、徳島大学病院だけを見れば治療内容はこの5年間で格段に進歩しています。にもかかわらず、県全体としては患者増加を抑えられず、重篤な合併症患者も増えています。重要なのは地域全体の糖尿病診療をレベルアップしていくこと。そのための教育・啓発ツールとして活用していく方針です」(松久氏)

すでに糖尿病臨床・研究開発センターでは、栄養指導や運動指導のプログラムのコンテンツを開発して参加機関への配信・配布を始めており、今後は看護師などのコメディカル向けにもインスリン注射や血糖測定の指導教材をつくる予定です。

「さらに地域のかかりつけ医の先生方にも、私たち糖尿病専門医の立場から最新の診断法や治療法などの情報を提供していくつもりです。患者さんを中心に専門医、かかりつけ医、コメディカルが一体になって、最終的に患者さん自身を変えていくことができれば、徳島の糖尿病対策はどこにも負けないものなるでしょう。そのためにも日本ユニシスさんにはこれからもハード・ソフトの両面にわたってサポートをお願いしたい」と松久氏は語ります。また、玉木氏も日本ユニシスの今後のサポートに期待を寄せています。

「これまでネットワーク運営上で発生したさまざまな問題にきちんと対応してくれた日本ユニシスさんには高い信頼を寄せています。今後のEHRシステムは、地域と地域をつなぐといったことも必要になると予想していますが、日本ユニシスさんのもつ幅広い技術と実績を活かして、そうした新しいチャレンジに対してもぜひ協力をお願いしたいと思っています」

担当者の声 「ICTが医療の革新にどう役立てるのか」を自らに問いながら今後もサポートを続けていきます。

「地域全体の糖尿病診療レベルを高める仕組みづくり」という、社会的にも意義の大きなプロジェクトに、当初から参加できたことを嬉しく思います。私が医療分野に携わって約10年が経ちますが、その間に病院への電子カルテ導入をはじめICTが医療の世界を少しずつ変えていくのを見てきました。地域EHRシステムは、電子カルテからさらに一歩進んで医療機関同士のデータ共有、情報連携をめざすものであり、ICTによる医療革新に新たな可能性を開いていると思います。

とくに徳島大学のプロジェクトは、先端的なチャレンジであり、大学の先生方自身が試行錯誤しながら、一歩ずつ進められている現場をお手伝いできることに大きなやりがいを感じています。「医療の発展に貢献」といった抽象的な感想ではなく、自分自身や家族、友人など身近な人々の健康を脅かす病気と闘う仕事にかかわっている、という実感があります。プロジェクトはまだ基礎をつくった段階であり、やるべきことはまだまだ残されています。これまでの日本ユニシスの働きには一定の評価をいただいていますが、今後も「ICTが医療にどう役に立てるのか」を日々自分に問いかけながら、先生方の期待に応えられるよう努力を続けたいと思います。

金倉 寛貴の写真

金倉 寛貴
日本ユニシス株式会社
公共第一事業部
ヘルスケアビジネス部
関西グループ
スペシャリスト

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