2013年5月10日掲載

ユーザー事例

東京地下鉄 様 全社ファイルサーバの全面刷新をトータルにサポートし、首都東京の交通インフラを支える安定した事業基盤を構築。

スムーズな運用を実現するためにユーザー・管理者それぞれのマニュアルを整備

今回のプロジェクトでは、システム開発と並行して、スムーズな運用開始に向けたサポートも重視されました。なかでも注力したのが、実際に全社ファイルサーバを利用する各部門の社員や、各部門に配置されたサーバ管理者用のマニュアル作成でした。

「容量不足が慢性化していた背景には、『全社ファイルサーバには現在進行中の業務に関する文書のみを格納し、完了業務に関する文書は別途文書管理システムに格納する』というルールが周知徹底されず、完了業務の文書もファイルサーバに蓄積されてしまうという問題がありました。新サーバでは、容量が増大したので完了業務の文書も格納する計画ですが、将来にわたって適切な運用を維持するために、使用ルールを明確化し、周知する必要があることに変わりはありません。そこで、日本ユニシスさんの協力を得て、改めて運用マニュアルを整備することにしました」(田守氏)

こうした方針のもとに、利用者一人ひとりにファイルサーバの位置づけや利用法などを分かりやすく伝えるべく、図表などを駆使したユーザーマニュアルを作成。その一方で、サーバ管理者用のマニュアルでは、フォルダの増設など日常的な運用業務を自ら担えるよう、操作方法を明記しました。

七條 加寿郎氏の写真

「先述のように、既存のファイルサーバは特殊なソフトを使用していましたので、例えば組織変更などに応じたフォルダの増設や権限付与などの業務については、ベンダに依頼するしかありませんでした。『Windows Server』を使った新システムでは、管理者向けの操作マニュアルを整備することで、これらの業務がすべて社内で対応できるようになり、保守・運用コストを改善できると考えたのです」(七條氏)

これらマニュアル作成にあたっては、システム運用課や総務部との綿密な打ち合わせを重ねました。その甲斐あって、社員のICTスキルや旧サーバの利用状況などをふまえた実践的なマニュアルとなり、コストの削減はもちろん、保守・運用担当者のスキルアップにもつながったと評価されています。

ページの先頭に戻る