ユーザー事例

2016年5月掲載

西日本旅客鉄道株式会社様

「指令記録配信システム」の構築で指令所での
オペレーション負荷軽減と各現場での迅速なダイヤ修復作業を実現。

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大規模輸送障害時におけるファックス配信の限界

JR西日本様では、6年前までこの指令記録をファックスで配信していました。同社は専用の高速ファックス回線網を整備しており、一般の通信回線を使うのに比べて遥かに速く文書を配信できる環境を整備しています。しかし、自然災害などで多くの路線にダイヤ乱れが発生し、膨大な量の指令記録を一度に送らなければならないケースでは、高速ファックス網でも対応し切れなかったと藪上氏は言います。

「何百枚も指令記録を送るような大規模輸送障害時には、ファックスが相手先に届くのに数時間かかることもしばしば。現場もお客様のご不便を最小限に抑えたいと指示を待っているのですが、指令記録が手元に届くまでは行動に移れません。何時間も待っている間に状況が変わってしまい、指令所側でも再度、計画を練り直すという悪循環も起こっていました」

また、指令記録による指示は、受領駅などからそれを受け取ったという受領連絡があって完了となりますが、ファックス配信の遅延は受領連絡の確認業務にも支障をきたしていました。

「大規模な輸送障害になると、受領連絡の電話が何百本と指令所にかかってきて、それを受けるためだけに指令員が張り付かなければならないこともありました」(藪上氏)

指令記録配信システムの概要図

指令記録配信システムの概要図

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