ユーザー事例

2016年5月掲載

西日本旅客鉄道株式会社様

「指令記録配信システム」の構築で指令所での
オペレーション負荷軽減と各現場での迅速なダイヤ修復作業を実現。

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電子メールシステムの試行で必要な機能要件を析出し
日本ユニシスに開発を依頼

指令記録の配信におけるこうした問題点を解決すべく、JR西日本様はJ-WITS様と連携して新システムの開発プロジェクトをスタートさせました。

「指令記録は、路線や列車の動き方を示す番号や記号などを使って、指令員が専用の用紙に手で記入します。これを現場に送り、受領されたことを指令所側で確認します。従来からの業務フローは変えずに、配信のスピードと伝達の確実性を高めることが、プロジェクトの目的でした」とIT本部で課長代理を務める後藤直樹氏は説明します。

プロジェクトを進めるにあたっては、『Outlook』を用いた電子メールシステムを開発し、指令所と一部の重要拠点間で1年間の試行運用を実施しました。これは指令記録をスキャナで画像に変換し、電子メールに画像を添付してイントラネットで各拠点に配信するもので、受信側ではメールが着信するとプリンタに添付画像が自動で出力される仕組みでした。

この試行システムの運用によって指令業務をある程度効率化できた一方で、解決すべきいくつかの問題が残されていることが確認されたと後藤氏は言います。

「例えば、指令所では、メールの配信先をOutlook上で1つひとつ選ばなければならず、メールへの画像添付も手作業だったため、操作に時間がかかるだけでなく、配信先の選択漏れや添付ミスなどのリスクもありました。また、用紙切れなどで指令記録をプリンタ出力できなかった場合、配信側・受信側ともそれに気づくまでは動きがとれませんでした。さらに、受領連絡については従来どおり電話を使っていたので、それにかかる業務負荷も減りませんでした」

プロジェクトでは、これらの問題点を現場へのヒアリングによって確認し、めざすべき新システムの機能要件を整理。2009年8月に日本ユニシスに開発を依頼しました。

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