2011年3月22日掲載

ユーザー事例

株式会社山梨中央銀行 様

前へ| トップ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |次へ

業務プロセス改革に向けてプロジェクトチームを発足

一之瀬氏は、移行プロジェクトが成功した要因として「既存の業務やシステムにこだわらずゼロベースから検討した」ことをあげます。

「今回のプロジェクトの重要な目的の1つは、システム更改をきっかけとして、当行全体で業務プロセスの改善・効率化を図り、経営基盤強化を実現することにありました。そのため、差異分析や要件定義においては、既存の業務・システムの延長線上で物を考えるのではなく、『合理性の追求』と『お客さまの利便性向上』を基準に、すべての業務をゼロベースで見直したのです。そのなかで、銀行業務の1つのひな形としてBankVisionが合理的で洗練された機能を備えていることが確認できましたので、BankVisionに合わせて当行の業務オペレーションを再構築することにしたのです」(一之瀬氏)

ただし、これは新システム稼働と同時に行内業務のオペレーションが大きく変わることを意味するため、日々大量の事務処理に追われる営業店が混乱してしまう可能性がありました。そのため同行では、すでにBankVision導入を進めていた他行のアドバイスを参考に、早い段階から入念な移行準備に取り組みました。

嶋田 和生氏の写真

「システム移行はシステム部門だけの問題ではなく、全職員が当事者意識をもって取り組むための体制づくりが不可欠――というのが各行共通の意見でした。そこで当行では、2008年6月、事務統括部、融資審査部、営業統括部など本部各部門から専門スタッフを集め、『次期システム移行プロジェクトチーム』を発足させました。さらに、部長クラスによる『次期システム移行推進委員会』、各部門から実務者を集めた『次期システム移行推進作業部会』を組織し、預金・融資・営業などの業務を見直して新たな事務手順を決定するとともに、事務規程の全面改定やオペレーションマニュアルの作成などの作業を進めていったのです」

こう説明するのは、プロジェクトチームの主要メンバーであり、次期システム移行統括部同統括課 課長の嶋田和生氏です。

「今回、全行レベルで業務を見直したため、委員会と作業部会での検討議題は膨大な量になった」と嶋田氏は当時のことを振り返ります。

前へ| トップ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |次へ

ページの先頭に戻る