シリーズ企画 技術の視点から語る‘Foresight in sight®’

2016年1月掲載

‘Foresight in sight’は、2020年に向けて日本ユニシスグループの将来への決意を示した新たなコーポレートステートメントです。このコーナーでは‘Foresight in sight’への想いや取り組みをテーマとした役員からのメッセージを掲載していきます。
今回は、2012年からビジネスサービス(旧システム技術)部門長を務めてきた常務執行役員の向井 丞に、技術から見た‘Foresight in sight’について聞きました。

向井 丞の写真

日本ユニシス株式会社 代表取締役 常務執行役員 CSO・CCO 向井 丞

ICTの未来を見すえた取り組みを積極的に推進

日本ユニシスグループのビジネスサービス部門では、「Technology Foresights®新しいウィンドウで開きます」という社内活動を2009年から行っています。これは、同部門のメンバーが3〜5年先のICT技術や市場の動向を予測し、新しい社会の姿や仕組みについてディスカッションするというものです。

この活動に限らず、同部門が推進する基盤技術や新技術の研究開発には、中長期的なForesight(先見性)が欠かせません。すなわち、新コーポレートステートメントが策定される以前から、その考え方に則った取り組みを実践してきたものといえます。

研究成果をお客様へいち早くお届けする体制を整備

とはいえ、昨今の社会の進化は従来と比べものにならないほどスピードアップしています。新たな技術が次々に誕生し、キャッチアップすべき領域も拡大し続けています。遥か先の未来を見ていたはずの技術開発が現実社会に追いつかれてしまいかねません。

そこで日本ユニシスグループでは、新しい技術をよりスピーディにお客様に提供するための体制を整えています。まず、5〜10年先を見すえた研究機関として、日本ユニシス総合技術研究所とユニアデックスの未来サービス研究所があります。これらの研究所で基礎技術からビジネスに活用できる技術への可能性を探り、実用化できると判断した技術はアドバンスド技術統括部に移管します。その後さらに具体化すると、各事業部でお客様への適用に向けた開発が進むことになります。

この仕組みのもと、AI(人工知能)やオープンデータの活用などの成果を上げてきましたが、社会やビジネス環境の変化スピードを考えると、各組織をこれまで以上にシームレスに連携させ、技術開発を加速させていく必要があると考えています。

技術者の感度を磨き新たなビジネスを創出

一方で、いくら先見性に基づく新技術を開発できても、insight (洞察力)がなければ、お客様にとって役立つものにはなり得ません。その際に重要となるのが、現場でお客様に接する技術者の「感度」です。お客様のニーズや課題を深く理解すると同時に、アンテナを広げて技術情報を収集する。そのうえで発想力や目利き力を発揮してこそ、新たなビジネスの芽が生まれるのです。そこで私たちは、技術者としてのスキルやセンスを磨くためのさまざまな活動を企画・実施しています。

これらの取り組みを通じて技術開発力を高め、お客様とともにビジネス創出に挑戦していきます。

Foresight in sight

‘Foresight’(先見)は、業界の変化やお客様のニーズ、これからの社会課題を先んじて想像し把握することを意味しており、‘in sight’は、「見える・捉えることができる」という意味と「洞察力」という意味の‘insight’をかけたダブルミーニングです。「先見性」でいち早くキャッチしたニーズや課題を、経験や常識にとらわれない「洞察力」で深く理解し、知恵や発想、ICTを組み合わせて、お客様にもっともふさわしい形のソリューションやサービス、そして新しいビジネスモデルをつくり出すという意味が込められています。

  • 第5回 取締役常務執行役員 CDO 葛谷 幸司
  • 第4回 取締役常務執行役員 CMO 齊藤 昇
  • 第3回 代表取締役専務執行役員 CFO 向井 俊雄
  • 第2回 代表取締役常務執行役員 CSO・CCO 向井 丞
  • 第1回 代表取締役専務執行役員 CMO 平岡 昭良

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