シリーズ企画 財務の視点から語る‘Foresight in sight®’

2016年5月掲載

‘Foresight in sight’は、2020年に向けて日本ユニシスグループがめざす将来への決意を示した新しいコーポレートステートメントです。
今回は、CFO(最高財務責任者)として財務・経理などを担当する向井 俊雄から、‘Foresight in sight’に込めた想いや取り組みをお伝えします。

向井 俊雄の写真

日本ユニシス株式会社 代表取締役 専務執行役員 CFO
向井 俊雄

スタッフ部門における‘Foresight in sight’とは

‘Foresight in sight’には、先見性(Foresight)と洞察力(insight)で新しいビジネスをつくり出すという意味が込められていますが、私が管掌している財務、経理などのスタッフ部門においても、この2つは欠かすことのできない要素です。

例えば、資金調達や決済などの財務業務では国際情勢やマクロ経済の日々の動きにアンテナを張って、金利や外国為替相場の先行きを予測しておく必要があります。また、経理業務においても会計基準や税法のグローバルスタンダード化といったトレンドを把握し、法令改正などにいち早く対応するための準備を日頃から進めておかなければなりません。

このように、スタッフ部門においても各組織が世の中の動向を見すえ、今後何が求められていくのかを予見し、対応策を日々の行動に落とし込んでいくことが大切であり、その点で‘Foresight in sight’は当社グループ社員全員にフィットするスローガンだと考えています。

ビジネスエコシステムを推進するうえでも先見性は重要

中期経営計画の達成に向けて今、全社をあげて注力している「ビジネスエコシステム」。これは異業種の企業や自治体、大学などと連携して、新しいビジネスモデルやサービスを創出する取り組みです。連携するパートナーも連携の仕方も、これまでとは変わっていきますし、私たちがお客様に提供する価値も、コンピュータやソフトウェアではなく、ICTを活用したビジネスの仕組み・サービスへと変わっていきます。

それにともなって、案件のリスクプロファイルが変わることから、契約内容が大きく変わり、与信業務や会計・税務処理など、スタッフ部門の業務にもさまざまな変化が生じることになります。ビジネスエコシステムに対応するためには、これまでの経験にとらわれず、先見性と洞察力で物事の本質を見極めて行動する必要があります。

事業を推し進める社員とバックアップする社員、それぞれが「自分ごと」として考え、実践してこそ成長戦略にドライブがかかるわけです。

中期から超長期までを見すえた投資計画を立案・実行

当社は現在、中期経営計画を推進するため、成長分野への投資を積極化しています。しかし、企業が持続的に成長を遂げるためには、10年、20年といった長期・超長期も見すえなければなりません。一方で、もちろん単年度の収益確保も重要です。

このように、さまざまなスパンでのForesightを意識しながら、バランスのとれた投資計画の立案・実施に取り組み、お客様とともに成長していきたいと考えています。

Foresight in sight

‘Foresight’(先見)は、業界の変化やお客様のニーズ、これからの社会課題を先んじて想像し把握することを意味しており、‘in sight’は、「見える・捉えることができる」という意味と「洞察力」という意味の‘insight’をかけたダブルミーニングです。「先見性」でいち早くキャッチしたニーズや課題を、経験や常識にとらわれない「洞察力」で深く理解し、知恵や発想、ICTを組み合わせて、お客様にもっともふさわしい形のソリューションやサービス、そして新しいビジネスモデルをつくり出すという意味が込められています。

  • 第5回 取締役常務執行役員 CDO 葛谷 幸司
  • 第4回 取締役常務執行役員 CMO 齊藤 昇
  • 第3回 代表取締役専務執行役員 CFO 向井 俊雄
  • 第2回 代表取締役常務執行役員 CSO・CCO 向井 丞
  • 第1回 代表取締役専務執行役員 CMO 平岡 昭良

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