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2009 日本ランキングサーキット大会 男子シングルス 山田和司、女子シングルス 栗原文音 第3位!

  • 2009.05.23 - 2009.05.26
  • 試合結果


2009年5月23日〜5月26日、埼玉県さいたま市記念総合体育館にて「2009 ランキングサーキット大会」が開催され、男子シングルスで山田和司選手、女子シングルスで栗原文音選手が3位入賞の健闘を見せました。

山田選手、栗原選手コメント
試合結果

足首の痛みをおして女子シングルスに出場した打田しづか選手は、1回戦で三木選手(三洋電機)と対戦。第1ゲームを先取したものの、第2ゲームは中盤から終盤にかけリードを許します。懸命な追い上げも届かずこのゲームを失うと、ファイナルゲームも14-21。持ち前のスピードを活かせず、残念ながら逆転負けを喫しました。

一方32人中31番目の滑り込み出場を果たした栗原文音選手(41位)の相手は、4月の大阪国際でも優勝したランキング2位の強豪・後藤愛選手(NTT東日本)。“試合前は2回戦以降の組み合わせを見ないようにして、目の前の試合に集中した”という栗原選手は試合序盤から積極的に攻め続けて好ショットを連発。ストレートで快勝する番狂わせを演じます。

続く2・3回戦は共にファイナルゲーム終盤まで競り合う苦しい展開となりますが、これをよく我慢してシャトルを動かし、勝利のポイントに結び付けました。

準決勝でも得意のカットやクロスネットで幡谷選手(NEC SKY)を苦しめた栗原選手。ここは1-2で惜敗したものの、ランク上位の選手を連破しての3位入賞と大きな躍進を果たしました。

男子シングルスには岩脇、井上、山田の3選手が出場。いずれも1回戦はファイナルゲームの末に勝利を掴みます。

岩脇選手(22位)はランキング2位の佐々木選手(トナミ運輸)に、井上選手(8位)は武下選手(敬和学園大)にそれぞれ敗れて無念の2回戦敗退となりますが、山田選手(9位)は2・3回戦を安定した戦いぶりでベスト4入りし、現ナショナルメンバーの実力を見せつけます。

準決勝では緒戦で下した佐伯祐行選手(日大)の兄・佐伯浩一選手(NTT東日本)とスピード感あふれる一戦。
1ゲーム目は序盤からリードされながらも中盤で追い越してみせますが、追いすがる佐伯選手がゲーム終盤に集中力を見せて20-22。

第2ゲームでも勢いを持続する佐伯選手が序盤から差を広げます。山田選手も食い下がりますが流れを引き戻すには至らず、押しきられる形でナショナルメンバー同士の戦いに終止符が打たれました。

女子ダブルスは高橋礼華選手の加入に伴って、浅原・栗原組、金森・高橋組のペアリングで出場。

浅原選手の視野の広いプレーと、シングルスに続く連戦の疲れを見せずに鋭い打球を放つ栗原選手のコンビネーションが奏功し、浅原・栗原組はファイナルゲームを制して緒戦を勝ち抜きます。
2回戦ではダブルスの実力者である赤尾・今別府組(ヨネックス)に屈し、16強の結果となりました。

第6シードの金森・高橋組は1回戦で北都銀行の三好・馬上組、2回戦でNTT東日本の岩脇・広岡組と、日本リーグ1部で勝ち星を上げた実績を持つペアを共にストレートで破ります。
準々決勝ではこちらも赤尾・今別府組と対戦し、食い下がりを見せたものの敗れて準決勝進出はなりませんでしたがベスト8入り。実業団選手権に向けて明るい材料が見つかっています。

どうぞ応援よろしくお願いいたします。

スピード感溢れるプレーを魅せた山田和司
スピード感溢れるプレーを魅せた山田和司

初戦から番狂わせを演じ3位入賞を果たした栗原文音
初戦から番狂わせを演じ
3位入賞を果たした栗原文音

井上 知也は無念の2回戦敗退
井上知也は無念の2回戦敗退

新ペアで挑んだ金森裕子・高橋礼華組はベスト8
新ペアで挑んだ金森裕子・高橋礼華組はベスト8

【選手コメント】
山田 和司
「ドローは結果的に勝ち残りやすい山になったのでその中で勝ったことはよかったと思いますが、もう一つ先に行けたのでないか、という思いがあります。
ただベスト4に入ったことで、ナショナルメンバーとしての最低限の目標には達することができました。
佐伯選手とは今回が初めての公式戦でした。自分の球も決まりましたしそれほど力の差は感じませんでしたが、1ゲーム終盤から2ゲームにかけての試合運びでうまく持って行かれたな、と思います。
今回の敗戦を反省し、チャレンジャーの気持ちで実業団選手権では勝ちたいと思います」

山田 和司


栗原 文音
「ランキングがかなり低く、出られただけでも嬉しかったので向かっていく気持ちで臨みました。
今大会は後先考えず、目の前の一試合に集中し続けてベスト4という結果が出せました。相手の選手にプレッシャーがあったと思います。
以前に比べると体力もメンタル面も少しだけ成長したかな、と感じていますが、準決勝のああいった試合展開は反省しています。
実業団選手権ではダブルスとシングルスのどちらにも出る可能性がありますが、
出場する機会があればチームの勝利に貢献し、昨年のような結果にならないようがんばりたいと思います」

栗原 文音


【試合結果】
男子シングルス 山田 和司
第3位
井上 知也
ベスト16
岩脇 峰生
ベスト16
女子シングルス 栗原 文音 第3位
打田 しづか ベスト32
女子ダブルス 金森 裕子
高橋 礼華
ベスト8
浅原 さゆり
栗原 文音
ベスト16