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Foresight in sight

CSR(企業の社会的責任)

トップメッセージ

代表取締役社長 平岡 昭良
ビジネスエコシステムで社会課題を解決していく
日本ユニシスグループは、2020年に向けたビジョン「ビジネスをつなぎ、サービスを動かす。ICTを刺激し、未来をつくり出そう」をめざし、2015年度より中期経営計画「Innovative Challenge Plan」において挑戦と変革を進めています。

今、私たちの生活は、大きく変わろうとしています。その変化を加速させているのは、デジタルの力です。小さく、安く、高性能なデジタルデバイスが身の回りに溢れ、クラウド、ソーシャルメディア、IoT(Internet of Things)などICTが今まで以上に社会に深く溶け込んで、あらゆるものが自由自在につながりあう時代が到来しています。
テクノロジーの進化や規制緩和などにより、新しいビジネスモデルや枠組みが生まれる一方で、既存のビジネスモデルや枠組みが破壊され、さまざまな業界の秩序や常識が塗り替えられています。企業が単独でイノベーションしていく時代は終わりました。多様な価値を持った複数の企業が、ビジョンや戦略を共有し、コラボレーションしていくことで共存共栄する「ビジネスエコシステム」が生まれています。
私たちは、そのような流れのなかで、ICTで培ってきた経験と実績を活かし、一企業だけでは解決できない社会課題を、さまざまな業種のお客さまと連携してビジネスエコシステムをつくり出すことにより解決していきます。

既に進んでいる社会課題解決の取り組みとしては、たとえば、佐渡島における地域医療連携ネットワークの構築があります。医療介護品質の維持・向上を実現し、高齢化社会や医師不足などの課題解決に貢献しています。また、保育士の労働環境改善を図り「保育の質」向上と保護者からの安心・信頼を得ることをサポートする保育支援サービス「ChiReaff Space®(チャイリーフスペース)」の提供を開始しました。保育士人材の確保や保護者が安心して子どもを預けることができる環境づくりに貢献でき、待機児童問題の解決にもつながるものと考えています。
他にも環境負荷低減やエネルギー問題の解決を実現するサービスの提供など、さまざまな取り組みを行っていますが、今後もチャレンジを加速させ、さらに多くの社会課題解決に取り組んでいきます。

そして、2020年に向けては、さまざまなステークホルダーの皆様とともに、未来のマチ、未来の生活スタイルなど、新しい豊かな社会をつくり出していくことにチャレンジしていきたいと考えています。
たとえば「介護」。肉体的に重い負担がかかる部分をICTやAIやロボティクスといったテクノロジーでサポートし、人はコミュニケーションの部分により注力できるようする。こうした人とロボットの共存により、介護する方もされる方も、より豊かな生活が送れる未来が実現できるかもしれません。
このように2020年に向けて私たちができることは、無限にあると信じています。

私たちが挑戦をし続けることによって、新しい価値が生み出され、持続可能なよりよい社会が実現される。そして参画されたお客さまの企業価値も、私たち自身の企業価値も向上する。ビジネスエコシステムの創造は、まさにCSV(Creating Shared Value)なのです。
健康経営やダイバーシティの推進によって、人を大切にし、人を活かす企業となる
企業価値向上を支える基盤に目を向けますと、当社グループの基盤の要であり、最大の財産ともいえるのは「人」、すなわち「人財」です。

当社はあらたにCHO(Chief Health Officer)を設置し、CEOである私が兼務し、健康経営の推進に着手しました。
人は幸せに働くことができれば、生産性が高くなります。幸せな働き方ができていないと生産性は落ちますし、生産性が落ちると長時間労働になり、精神的にもストレスがたまって、それが傷病やメンタルダウンにつながっていきます。
社員が快適で生産性が高い状態で働ける環境を整えることによって、社員の心身の健康を保つ。そして社員の心身の健康は、さらに高い生産性を生み出すという好循環につながっていきます。生産性の向上は企業にとってプラスであるだけでなく、社員にとってもワークライフバランスの充実など多くの幸福をもたらすはずです。それこそが健康経営であると考えています。
具体的には、たとえば血圧などの健康診断のデータと労働環境の相関性を分析するなど、先ずはビッグデータの解析から着手し、今後さまざまな施策につなげていきたいと考えています。一方で、既に中期経営計画の「風土改革」の一環として「働き方改革」に取り組んでおり、有給休暇取得率の向上や長時間労働の常態化の改善、ワークスタイル変革、在宅やサテライトオフィスでの勤務などの柔軟な働き方の推進を行っています。これらは、社員が快適に生産性の高い状態で働ける環境を整えることにつながっています。

また、ビジネスエコシステムの創出には多様性が不可欠です。
性別、年代、国籍などによる感性の違い、働き方の違い。これらのダイバーシティを活かし、それぞれが活躍することで、多様な視点で幅広い社会課題解決に取り組むことができるようになり、よりよい未来をつくることにつながるでしょう。
当社グループはこれまでにも、女性活躍推進をはじめ、多様な人財が活躍できる制度や仕組みを整えており、近年は、女性だけの新規事業チームを設置し、女性目線でのビジネス創出の試みなども行っています。取り組みを通じて感じているのは、制度や仕組みに加え、何より相互理解が必要であるということです。お互いが持っている特性を活かせる形を探し、貢献し合い、認め合い、リスペクトし合う。そういった風土をつくることが何よりも重要です。
ISO26000の活用、国連グローバル・コンパクトの支持を通じ、
ステークホルダーのみなさまから信頼され、期待され続ける企業をめざす
日本ユニシスグループは、企業理念を「すべての人たちとともに人と環境にやさしい社会づくりに貢献します」としています。この企業理念の実現こそがCSRそのものです。
今や、日本ユニシスが連携するお客さまやパートナーさま、またビジネスを行う地域は、グローバルに拡大しています。そうしたなかで、当社グループは、社会的責任のガイダンス規格ISO26000をガイドラインにCSR活動を推進し、また「国連グローバル・コンパクト」に署名し「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」に関する基本10原則の実現に向けた努力を継続しています。私たちはこうした国際的なガイドラインを参照してCSR経営を進めることにより、幅広いステークホルダーのみなさまから信頼され、期待され続ける企業をめざしていきます。

*ChiReaff Spaceは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。

*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。