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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年6月21日

日本ユニシス
三井物産、マイクロソフト、日本ユニコムと新会社「トレードビジョン」を設立

〜 商品先物取引業界向けアウトソーシング事業に参入 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、三井物産株式会社(社長=清水愼次郎氏 東京都千代田区大手町1-2-1)、マイクロソフト株式会社(社長=阿多親市氏 東京都渋谷区笹塚1-50-1)、日本ユニコム株式会社(社長=齋藤紘輔氏 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-11)と、商品先物取引業界向けに情報システムの開発・運用を一括で請け負うアウトソーシングの新会社、株式会社トレードビジョン(社長= 東京都江東区豊洲1-1-1)を設立し、本格的な活動を6月5日から開始しました。

 商品先物取引業界を取り巻く環境は、1999年に施行された『改正取引所法』から始まり、2001年『金融サービス法の施行』、2003年『東京工業品取引所 次期システム本番稼働』、2004年末『手数料の完全自由化』と続く、大きな変革期の渦中にあります。
このような環境下、今回、日本ユニシス、三井物産、マイクロソフト、日本ユニコムは、商品先物取引業界におけるIT分野でのビジネスパートナーとなるべく、基幹系パッケージの開発、戦略的アウトソーシングサービスの提供を行なう新会社として「トレードビジョン」を設立しました。
同社のサービスを受ける取引員各位は、コスト削減、システムの安全性・障害対応の迅速性、顧客管理機能の強化などのメリットを享受する事ができ、システム経費を2〜5割程度削減する事が可能になります。

 日本ユニシスは、商品先物取引業界において8社の基幹系システムをサポートしており、豊富な経験とノウハウを有しています。昨年4月からは本格的にアウトソーシング・ビジネスを開始し、ニッセン、日本エアシステム、複数の地域金融機関などの大型案件を含め、多くの実績をあげています。
 三井物産は、営業面での支援を行なうと共に、豊富なeビジネスの経験とノウハウをベースにオルガナイザ機能を提供していきます。
 マイクロソフトは、 日本ユニシスと新世代データセンターシステム分野で包括提携を締結しており、システム構築から運営にかけてトータルな技術支援およびサポートの提供をしています。
 日本ユニコムは、商品先物取引業界において大手取引員であり、「トレードビジョン」のファーストユーザとして、総合的な業務ノウハウおよび業界発展の指針を提供します。
 「トレードビジョン」に出資する4社は、それぞれが持つノウハウおよび特性を活用し、同社が顧客ニーズに応え、サービスの充実を図るための全面的な支援をします。

 「トレードビジョン」の基幹系システムのプラットフォームには、「Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000(以下ES7000)」、オペレーティング・システム(OS)にはマイクロソフトの大規模ミッションクリティカル・システム向けOS「Windows2000 Datacenter Server(以下DCS)」を採用しています。商品先物取引業界において、DCSを使い基幹系システムを構築するのは初めてのケースになります。

 ES7000は日本ユニシスが長年にわたりメインフレームで培ってきたテクノロジーをベースに誕生した最新鋭エンタープライズサーバです。また、柔軟な拡張をもたらすCMP(Cellular Multi-Processing)を採用しており、世界最高水準の処理性能、高信頼性とメインフレーム・クラスの高可用性を有します。

 「トレードビジョン」の新システムは、マイクロソフトと日本ユニシスの最新テクノロジーを融合する事で、総合的に安定したサービスの提供を可能にしています。ES7000を最大8つにパーティショニングし、加盟取引員ごと物理的に分離されたシステムとして構築、加盟取引員個別の独自性を発揮できるシステム(アプリケーション)構造となっているので、単独自営と同等の独自性・独立性を確保する事ができます。

 新会社「トレードビジョン」の主なサービスは、基幹系システムのアウトソーシングサービスの提供ですが、取引員の個別業務にも対応する予定です。サービスの提供開始は、日本ユニコムの本番稼働時期に合わせ平成14年1月からです。
今後、「トレードビジョン」では為替証拠金システムをはじめ、証券システムなどのサービスも段階的に提供していく予定です。


【アウトソーシングサービスの特徴と、採用のメリット】

  • 開発における独自性、運用における独立性を確保し、柔軟性・セキュリティを保証。
  • サーバなど、機器の完全二重化構成を図り、安全性・堅牢性を確保。
  • 高性能サーバの採用により処理の集中化を実現し、加盟取引員運用負荷を軽減。
  • Webシステムの採用により、端末(クライアント)側に特別なソフトウェアの搭載が不要。
  • 東京工業品取引所次期システム対応は標準機能とし、加盟取引員での追加コストが不要。
  • エンドユーザ・コンピューティング環境の提供により、加盟取引員での自由なデータ加工を実現。
  • 総合口座管理体系を採用し、顧客管理の一元化が可能。
  • リアルタイムでの顧客管理を可能とし、最新データでのポジション/アカウント照会を実現。
  • 単一・約定システムの提供により、市場部門の要員見直しが図れる。


【株式会社 トレードビジョン概要】

本社所在地 :  東京都江東区豊洲1-1-1(日本ユニシス株式会社内)
社長 : 
設立日 :  平成13年6月5日
資本金 :  2億円
出資比率 :  日本ユニシス株式会社 70%
三井物産株式会社 10%
マイクロソフト株式会社 10%
日本ユニコム株式会社 10%
(新規加盟取引員に出資の要望があった場合には、日本ユニシス持ち分より分配予定)
決算期 :  3月
従業員 :  5名
役員 :  常勤役員1名、非常勤役員2名、非常勤監査役1名
事業内容 :  最先端のコンピュータ・ネットワーク・アプリケーションによる、システムの開発、
運用・管理、保守、教育、アウトソーシングにいたるまでの、トータルソリューションの提供

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