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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年4月1日

日本ユニシス
島田 精一社長「平成14年度入社式 挨拶要旨」

 平成14年4月1日の今日、当社に入社する126名の皆さんは、これまで勉強してきた成果を社会人として実務の中で発揮しようと、大いなる緊張感を持っておられることと思います。役員および社員一同、新しい仲間を迎えるこの日を心待ちにしていました。心より歓迎の意を表します。

 現在、日本ユニシスが携わる情報産業システム業界は、「IT革命」の只中にあります。1980年代半ばからアメリカで始まった「IT革命」は、1995年から第2段階に入ったといわれていますが、日本では遅れること数年、今まさに第2段階を迎えているといえます。
 過去には18世紀終わりの「産業革命」、19世紀の終わりから20世紀にかけての「通信、電気、自動車革命」があり、農業化社会が工業化社会に変化してきました。
 そして、現代のように、経済のソフト化・サービス化・情報化が急速に進み、全ての企業が生産性の向上やビジネスモデルの変革を目指すようになると、知恵というものが非常に重要な意味を持つ情報社会になります。工業化社会から、堺屋太一氏のいう"知価"社会への変革です。また、変化のスピードは、過去の10倍、20倍になっていますが、私たちはこの変化についていかなくてはなりません。
 このような中、当社は昨年、経営戦略に「Re-Enterprising」を掲げました。これは、平成15年度までに会社を抜本的に変革して、成長性、収益力が高い、ソフト・サービス志向の高技術集団"新生ユニシス"を目指す、ということです。

 2002年は日本のブロードバンド元年ともいうべき年になるでしょう。このブロードバンドの急速な普及と、その先にあるユビキタスコンピューティングの時代を間近に控え、(1)ネットワーク (2)コンテンツ (3)ターミナル(端末)が重要になってきます。これらを有機的、効率的につなぐことが我々システムインテグレータの仕事なのです。
 つまり私たちには大きなチャンスがあるということです。日々勉強し、仕事のやり方を変革していくことで、このチャンスを逃さず、確実につかんでいきましょう。若い人ほど未来を体験しています。その意味で私たちに強い刺激を与えてくれることを大いに期待しています。頑張ってください。

 さて、新しく社会人となる皆さんに参考になるようなことを、いくつかお話しさせていただきましょう。
 ドイツの政治学者マックス・ウェーバーは、「理想と現実は常にかけ離れている。その2つを自身の意志と行動でいかに結びつけていくかが大切だ」といっています。風をはらんだ凧を、手に食い込んだ糸で操るように、緊張感を持って判断と工夫と努力を繰り返し、"新生ユニシス"という理想に対して、元気一杯、大いに努力してもらいたいと思います。また一方で、継続的に理想を追いつづけるため、リラックスが大切です。会社の外ではそれぞれの個性で、なるべく楽しい生活を過ごしていただきたいと思います。
 また、これは私自身もやっていることですが、家を出てから会社につくまでに、日々の目標、週間目標、月間目標を具体的に立ててみてください。自分は何ができるのか、何に役立つのか、自分自身の役割を常に考えてください。
 最後に、社員の皆さんにいつも言っている言葉ですが、「前向きに、明るく、逃げず、知ったかぶりせず」いきましょう。ときには忍耐力を持って進んでください。「すぐやる。必ずやる。できるまでやる」という言葉も頭に入れておいてください。

 今日は、本当におめでとうございました。



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