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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年10月30日

日本ユニシス
TTNetの『統合DRM(著作権管理)システム』を開発/構築

〜 商用コンテンツ配信システムに日本オラクルの「Oracle DRM Gateway」をコアに採用した、
日本初の統合DRMシステム 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、東京通信ネットワーク株式会社(社長=白石智氏 東京都港区芝浦4-9-25 略称、TTNet)向けに、日本オラクル株式会社(社長=新宅 正明氏 東京都千代田区紀尾井町4-1)の「Oracle DRM Gateway」を適用した「統合DRM(著作権管理)システム」を国内で初めて開発し、提供しました。TTNetでは、11月から同システムにより本格的に著作権保護管理を強化・推進していきます。
 なお、日本ユニシスと日本オラクルは、ブロードバンド分野におけるシステム構築の協業パートナーです。

 ブロードバンドの広範な普及やストリーミングメディアの開発などインターネット技術の急速な進歩により、従来のエンターテイメント・ブロードキャスティングに替わり、デジタルコンテンツ配信が新しい技術として注目されています。
しかしながら、デジタルコンテンツは品質を劣化させることなく容易にコピー、改ざんが可能であることより、コンテンツの不正利用に対するセキュリティの確保がコンテンツ配信ビジネスにおいて重要な課題となっています。

 日本ユニシスは、ブロードバンド分野への取り組みとして、本年1月にスタートした「ブロードバンド・ビジネス・モデル検証」や、ブロードバンドに対応したサービスとブロードバンド・ソリューションの提供を行い、同分野への対応力強化を推進してきました。10月16日には、当社ブロードバンド・ソリューションの中核を担う、ストリーミング統合管理ソリューション「Streaming Director」を発表しました。

 今回、日本ユニシスが開発した「統合DRMシステム」は、コア部分に日本オラクルのアプリケーションサーバー「Oracle9i Application Server注1」上で稼働する「Oracle DRM Gateway注2」を採用し、当社「Streaming Director」と連携することによりコンテンツからエンコード、配信、さらにDRMも含めたトータルな管理が可能となります。「統合DRMシステム」の特徴は以下の通りです。

1.セキュアなコンテンツ配信
ベンダー間によるDRM方式の違いに対応し、WMRM(Windows Media Rights Manager)やRSMCS(Real System Media Commerce Suite)などの複数DRM方式に対応したコンテンツ配信を可能にします。
2. 様々なユーザの視聴ニーズに柔軟に対応したライセンス発行形態
ストリーミングの配信前にライセンスが発行される「事前発行形態」と、ストリーミングの配信直後にライセンスが発行される「事後発行形態」の2つの発行形態方式をサポートしています。
3. ユーザの利便性に対応したライセンス提供
ユーザの利便性に考慮し、視聴回数に対応したライセンスと期間で視聴を有効にする期間型ライセンス、有効日まで視聴を可能にする期日型ライセンスを提供することができます。

 TTNetは、自社ブロードバンドポータルサイト「Powerbroad」において、昨今のブロードバンドの本格普及に対応した、ブロードバンドコンテンツ配信サービスにいち早く取り組んできました。今回、TTNetは日本ユニシスが開発/構築した「統合DRMシステム」を採用することで、コンテンツホルダーの要望により複数種類の配信方式で提供しているコンテンツをユーザからの要求に対しワンストップでサポート、これまで以上に「Powerbroad」提供コンテンツの著作権などの安全性を高めていきます。また、さらに現在MPEG2用DRM方式を開発しており、日本ユニシスに統合化を開発委託しています。これによりさらに高画質な映像の著作権保護管理も行えるようになります。


注1)Oracle9i Application Server
インターネットシステムの中間層に必要とされる様々な機能を統合し、1つの製品として提供を行うソフトウェアです。「Oracle9i Application Server」は、J2EE完全準拠で軽量・高速な環境を提供する他、企業ポータル構築、高速システムを実現するキャッシュ・テクノロジー、ビジネス・インテリジェンス、アプリケーション統合、Webサービスなどが統合されています。「Oracle9i Application Server」の提供する軽量なJ2EEコンテナとキャッシング・テクノロジーによって、企業はインフラにかかる費用削減を可能にします。
注2)Oracle DRM Gateway
日本オラクルがコンサルティングサービスとして提供するDRM(デジタル著作権管理)に必要なコンテンツ管理システムを構築するソリューション。 「Oracle9i Application Server」上に配置されたアプリケーションが、外部のデジタルコンテンツIDと、「Oracle9i Databese」が管理するユーザ情報・ライセンス情報などを認証し、コンテンツの複製や不正利用を防止する仕組みを構築する。


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