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Foresight in sight

ニュースリリース

2002年11月20日

日本ユニシス
セコムのWebアプリケーションシステムとメッセージングシステムを「ES7000」2台で統合

〜 メッセージングシステムに、世界初4ノードクラスタリングを採用 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲 1-1-1)は、セキュリティサービスの最大手であるセコム株式会社(社長=木村昌平氏 東京都渋谷区神宮前1-5-1)の人事管理を含むWebアプリケーションシステムおよびメッセージングシステム用サーバ29台を「Unisys Enterprise Server ES7000*注1」(以下「ES7000」)2台で統合、メッセージングシステムには世界初4ノードクラスタリングを採用し、10月末より本格稼働しました。本サーバ統合により、可用性や拡張性の強化に加え、TCOの削減、開発環境と開発要員の省力化などを実現しました。

 セコムは日本初のセキュリティ会社であるだけでなく、昨今では情報、医療、教育、保険、地理情報サービスの提供など、総合的な社会システム産業の確立を目指しています。同社およびセコムグループのシステム設計、開発を担うセコム情報システム株式会社(社長=市橋成元氏 東京都文京区目白台2-7-8)は、セコムグループの競争力の強化や新たな企業価値創出を目指し、ITを活用した企業の変革を積極的に行ってきました。その一環としてセコムおよびセコム情報システムは、昨年からサーバ統合を検討、可用性と信頼性が高く十分な拡張性もあること、また強力なシステム構築サポート体制などを評価し、「Windows®2000 Datacenter Server*注2」を搭載した日本ユニシス「ES7000」の採用を決定しました。

 今回のサーバ統合は、第一段階として人事管理を含むWebアプリケーションシステムの再構築を行い、今日までに16システムの統合を実現しています。そして第二段階としてメッセージングシステムを再構築、本年10月末より本格稼働し、両システムで計29台のサーバを2台の「ES7000」に統合しました。

 日本ユニシスは、このたび稼働したセコムの新メッセージングシステムに、大規模30,000ユーザーへの拡大にも対応する、世界初4ノードクラスタリング(4台のサーバを使用したクラスタリング構成)システムを提供しました。さらに4ノードクラスタリングを「ES7000」1台で構成することにより、信頼性と運用性を強化しています。なお、4ノードクラスタリング構成については、当社がマイクロソフト株式会社と共同で実証実験を行いました。

システムの特徴は以下のとおりです。

20台のサーバで稼働するWebアプリケーションシステムを1台の「ES7000」で統合。開発環境や実行環境はMicrosoftの3階層アーキテクチャで構成されているため、既存システムだけでなく新システムへの対応も容易である。また開発コストは半減、システム毎にサーバを導入する必要もなくなった。

9台のサーバで稼働するメッセージングシステムを、拡張性のある1台の「ES7000」に統合し、同システムを可用性、信頼性のあるミッションクリティカルシステムに進化させた。世界初の4ノードクラスタリングの採用によりクラスタリングシステムの投資を抑制。また人事システムとActive Directoryを連携させる独自のアカウント管理システムを再構築した。


またシステムの構成は以下のとおりです。

 ◆Webアプリケーションシステム
 ・サーバ:「ES7000」 インテル® Pentium® III XeonTMプロセッサ 32CPU 1台
 ・ディスク:「SANARENA1200」
 ・ソフトウェア:「Windows Advanced Server」、「SQL Server TM 2000 Enterprise Edition」、「Application Center 2000」

 ◆メッセージングシステム
 ・サーバ:「ES7000」 インテル® Pentium® III XeonTMプロセッサ 16CPU 1台
 ・ディスク:「SANARENA1200」
 ・ソフトウェア:「Windows®2000 Datacenter Server」、「Exchange Server 2000 Enterprise Server」、「AppManager® Suite*注3

 日本ユニシスは、今回の4ノードクラスタリングシステム構築の実績をもとに、今後も「Windows®2000 Datacenter Server」と「ES7000」の組み合わせによる、大規模ミッションクリティカルなメッセージングシステムの提供を積極的に展開していきます。



 なお、本発表に際し、マイクロソフト株式会社より、以下のコメントをいただいております。

<マイクロソフト株式会社 取締役 エンタープライズビジネス担当 鈴木 和典>
昨今のめまぐるしいスピードで変革し続ける社会において常にセキュリティ企業のトップとしての地位を維持し続けるセコム株式会社様において、マイクロソフトの提唱する高信頼性・高生産性・低コストの情報システムをご導入いただけたことは非常に喜ばしいことです。またシステムの開発・本番稼働にあたってはエンタープライズ分野で最も信頼できるパートナー企業の一つである日本ユニシス株式会社様とマイクロソフトのエンジニアが最高のバックアップ体制を敷いてサポートさせて頂いたことがスムーズなシステムの移行および本番稼働につながったと自負しております。マイクロソフトでは今後も企業ユーザー様・パートナー企業様と密接に連携して、従業員の生産性向上、ビジネスへのITの柔軟な適応と変化への対応、および高いコスト パフォーマンスをもつソリューション構築を、積極的に進めてまいります。


*注1:Unisys Enterprise Server ES7000(ES7000)
ES7000は、インテル製プロセッサを最大32個搭載、64GBメモリまで増設可能な大規模Windows®サーバであり、パーティショニングによりひとつのサーバ上に複数OSを搭載し、並行稼働させることが可能です。最大8つまでパーティションごとに独立稼働させることができるほか、パーティション間でのクラスタリング構成が可能です。

*注2:Windows®2000 Datacenter Server
Windows®2000 Datacenter Server は、これまで提供されているWindows®2000 Serverファミリーの中で最も高性能なサーバー オペレーティング システムであり、最高 32Wayの対称型マルチプロセッシング(SMP)と、最大 64 GB の物理メモリをサポートしています。4 ノード クラスタリングと負荷分散サービスの両方を標準機能として備えているほか、すべてのWindows®2000 Server ファミリーに備えられた豊富なインターネット サービスおよびネットワーク オペレーティング システム サービスのすべてを提供しています。

*注3:AppManager® Suite
AppManager® Suiteは、NetIQ社が提供する先進的なシステム/アプリケーション管理ソリューションであり、Windows OSおよびExchangeをはじめとしたサーバ・アプリケーションの一元集中管理を行い、ビジネス・システムの安定稼働を実現します。日本ユニシスは、NetIQ社およびマイクロソフト社と強力なパートナーシップを結んでおり、「ES7000」をはじめとしたWindowsサーバでの最適な管理ソリューションとして、AppManager® Suiteを提供しています。


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