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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年4月1日

日本ユニシス
島田 精一社長 「平成15年度入社式 挨拶要旨」

 変化の激しい時代の中で、日本ユニシスをさらに発展させていく135名の新しい仲間を迎えたことを大変喜んでいます。

 私が新入社員だった頃から今まで、日本にどういう変化があったか思いおこしてみましょう。経済では、製造業中心、輸出中心に成長を続けてきましたが1990年代にバブルが崩壊し、現在は構造不況といわれています。政治では、日本の官僚が政治と産業を支えてきましたが、今では力を失い、リーダーシップも失いました。企業では、戦後一貫して日本を支えてきた銀行が元気を失いはじめました。世界的には、ベルリンの壁崩壊からはじまる社会主義の崩壊、民族対立の表面化、そしてテロやイラク戦争という不幸なことがおこりました。これが経済にも波及し、アメリカを中心とした自由主義経済が2000年を境に勢いを失いつつあります。

 つまり、皆さんは政治、経済の激変期に入社したということです。日本経済は今のままでは成り立ちません、変革しないといけません。
 太古の昔、地球に大きな隕石がぶつかり、環境が激変しました。そのとき、恐竜が絶滅しましたが、小さな動植物は環境変化に対応できたため、生き残ることができました。企業も同じで、環境変化を先読みして、対応していける企業だけが生き残るということです。こいうった変化の時期に入社されたのは逆に大変良いことだと思います。「夜明け前が一番暗い」といいます。今が夜明け前だとすれば、これから新しい時代が開けてくるということでしょう。経営陣も全力を尽くして、皆さんの活躍の場を作って行きたいと思います。大きく変革するために、当社は2001年の11月から「Re-Enterprising」を掲げ、新しい会社を作り上げようとしています。大きく変わらないと当社も生き残れません。特に今年度は「Re-Enterprising」の仕上げの年です。新しい皆さんは、2、3年徹底的に勉強して、一日も早く会社の利益につながるような活躍をしてください。

 さて、新しく社会人となる皆さんに参考になるようなことを、いくつかお話しさせていただきましょう。社員の皆さんにいつも言っている言葉ですが、「前向きに、明るく、逃げず、知ったかぶりせず」いきましょう。失敗を恐れずにチャレンジしてください。「すぐやる。必ずやる。できるまでやる」という言葉も頭に入れておいてください。また、高杉晋作の辞世の句で「面白き こともなき世に おもしろく すみなすものは 心なりけり」という言葉で、世の中を面白くするのは自分自身であると思うことが大切です。

 最後になりますが、とにかく何でもいいから一芸に秀でてください。自分が担当する分野を徹底的に勉強するとか、目的意識をもってテーマを最低1つは見つけて、徹底的にがんばって欲しい。企業に雇ってもらうという考えではなく企業が雇いたくなるようなビジネスマンになってください。どこの企業に行っても通用するすばらしい人材になって欲しい。最初の2〜3年間のビジネスマンとしての生き方が、その後の30年、40年のその人の将来を決めていくということを私自身、また、同僚、後輩を見て感じております。最初にしっかりとしたスタートを切らないと、途中から反省しても既に遅れてしまっています。最初が大事だということを忘れずに健康に留意して、これからも仕事に遊びに大いに精をだして欲しいと思います。


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