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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年6月5日

日本ユニシス
静岡銀行との新収益管理システムの共同開発に合意

〜 地銀大手金融機関の業務運営ノウハウをパッケージ化 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田 精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、株式会社静岡銀行(頭取=松浦 康男氏、静岡県静岡市呉服町1-10)と、金融機関向け新収益管理システムを共同開発することで合意しました。当社は、本システムを次世代銀行経営情報システムの核となる「次世代銀行収益管理システム」として、金融機関へ販売していきます。

 銀行では、金融自由化の進展、IT革命にともなう競合の激化や長引く経済不況による信用リスクの顕在化などにより、経営環境の厳しさが増しており、収益重視の経営への転換を迫られています。 このため、全行的な収益体系の改定、責任会計の再定義、新たな収益指標の導入による管理会計制度とシステムの再構築が必要になっています。

 静岡銀行は、従来から自行開発の収益管理システムを使用してきましたが、収益管理システムの再構築は経営に直結する重要課題であると考えました。そこで、同行の市場リスク管理システム、ABC(activity based costing)原価計算システム、有価証券管理システム、融資支援システム、債務者格付・自己査定システムの開発などの実績があり、また銀行経営情報系システムの豊富な提供実績もある日本ユニシス*注と共同で新収益管理システムの再構築を行うこととしました。

 今回、日本ユニシスと静岡銀行が共同開発する「次世代銀行収益管理システム」は、静岡銀行の業務ノウハウおよび高度な管理会計技術の業務運営ノウハウと、日本ユニシスの金融機関情報システム構築の技術・ノウハウを結集して構築します。

本システムの特徴は、以下のとおりです。
  1. BIS(Bank for International Settlements:国際決済銀行)基準などの経営指標の達成を目指す中期計画策定機能
  2. 営業担当者別・個社別計画策定・実績管理機能
  3. カンパニー制、エリア営業体制等の営業体制の変革に対応した管理体系の構築
  4. これまでの各サブシステムに分散していた計数情報の管理基準を見直し、統合データベースを作成

 また本システムの構築にあたっては、「Microsoft® .NET」テクノロジーをベースに、日本ユニシスの標準システム開発手法「LUCINA® for .NET」を採用し、オープン環境におけるシステム品質の向上、開発生産性の向上を実現します。

 共同開発の分担としては、静岡銀行が要件定義を行い、静岡銀行関連会社である静岡コンピューターサービス株式会社が自行要件の開発を、日本ユニシスがパッケージ・システム開発を実施します。

 静岡銀行の「次世代銀行収益管理システム」は、本年9月から順次稼働予定です。
 日本ユニシスは、金融機関への本システムの販売・導入を行っていく予定です。なお、本システムの保守は日本ユニシスが行います。

 日本ユニシスは、今後、金融機関に「次世代銀行収益管理システム」を核とした次世代銀行経営情報系システムを提供し、収益性および経営の安定性向上が求められる金融機関の、各種リスクマネジメント技術の高度化要請、戦略的経営のマネジメントコントロールの要請に応える"管理会計フレームワーク"の実現を支援していきます。

*注:日本ユニシスの銀行経営情報系システム提供実績
日本ユニシスは、金融機関向けソリューションの経営情報系分野に、汎用機版ALM・収益管理・原価計算システムをはじめ、UNIX® ワークステーション版「Tippler® シリーズ」、オープンシステム版「Princia® 21シリーズ」など、ALM・収益管理、市場リスク管理、原価計算のソリューション・パッケージを提供しています。導入実績は20年以上にわたり、160システムを超えます。

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