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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年8月7日

三共、抜本的業務改革にSAP R/3を採用

〜 9社共同運営システムで年間200億円のコスト削減を見込む 〜

 本日、イキソスソフトウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:佐藤勉、以下、イキソス)、イーエムシー ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:スティーブン フィッツ、以下、EMC)、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井清孝、以下、SAP)、デルコンピュータ株式会社(本社:川崎市、代表取締役社長:浜田宏、以下、デル)、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:千葉県習志野市、取締役社長:千田峰雄、以下、B-EN-G)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金杉明信、以下、NEC)、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:島田精一、以下、日本ユニシス)、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、代表執行役 執行役社長:庄山悦彦、以下、日立)、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:マイケル ローディング、以下、マイクロソフト)(五十音順)の9社は、三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:庄田隆、以下、三共)が、中期経営計画達成に向けた経営改革の一環として、生産、販売、人事、経理などの業務を統括的に管理する統合基幹業務システム (ERP) SAP R/3®を採用するにあたり共同で導入運営にあたったと発表しました。

 国際的競争が激化する製薬業界では、新薬の創出に向けた研究開発費の増大、薬価(薬の公定価格)引き下げなど、各製薬企業ともに収益を圧迫する厳しい事業環境に置かれています。こうした状況下、三共は、2001年7月に業務改革本部を発足し、コスト削減とともに、業務全体の流れの抜本的見直しに取り組んでいます。三共にとって、統合基幹業務システム (ERP) SAP R/3の導入は、今後の事業展開を視野に入れた大規模な投資でしたが、抜本的改革の大きな一手としてその導入を決定し、準備が進められました。

 今回の統合情報システム(サプライチェーン、会計、人事の3領域で16のSAP R/3モジュールと12の外郭システム)導入にあたっては、業務改革計画・実行支援をアクセンチュア、システム導入サポートを主にSAPが構築し、サプライチェーン領域をB-EN-Gが担当いたしました。また基盤面及び製造業務の支援には日立が参画、技術基盤としてはマイクロソフトのMicrosoft® Windows® 2000 Datacenter Server、Microsoft® SQL SeverTM 2000を全面的に採用し、H/WにはDBサーバーに日本ユニシス、Webサーバーやその他のサーバーハードウェアにデル、ストレージにEMCを使用し、加えてアーカイブにイキソスを採用しました。また稼働後の運用保守はNECに全面的アウトソースを行っているという、大規模かつ稀にみる9社共同のもとに導入が実施されました。

 三共は、今回のSAP R/3および関連システム導入によって、部門ごとに40以上あった業務システムを統合し、あたかも単一システムのように運用できるようになりました。このことは、同じデータを別々の部門でその都度入力するといった手間を省くことができ、業務の効率化につながります。また、生産や在庫に関する最新データも全社で共有出来るようになったため、生産計画のきめ細かな調整も可能になり、生産計画のサイクルをこれまでの月単位から旬(10日)単位に短縮することで、より効率的な資材調達や在庫状況に応じた迅速な生産計画作成が可能になります。結果として、在庫の適正化によるコスト削減につなげることができます。

 三共では、業務改革の取り組みにより年間200億円以上のコスト削減を目標としております。
また、ERPの導入を単なるシステムによる自動・省力化ではなく、経営力のアップにつなげるため、特に、業績管理、意思決定スピードの向上に最大限に活用したい考えでおり、今後、更なる改革をすすめていく予定です。


【ご参考】
イキソスソフトウェア株式会社
イキソスソフトウェアは、企業内が抱えるドキュメントやインフラの問題をアーカイブを通じて解決し、業務効率の革新的な向上を実現します。なかでもイキソスソフトウェアのIXOS-eCON Solution Suiteは、業務アプリケーション (SAP R/3) 、グループウェア (MS Exchange) 、インターネットを含めた企業の情報インフラと文書管理のシームレスな統合を実現します。既に日本国内の160社を超えるSAP R/3ユーザーが、イキソスソフトウェアのアーカイブ・ソリューションを採用し、ペーパーレス化や社内の散在する文書の有効活用、電子帳簿保存法への対応だけでなく、データアーカイブによるDB増大回避といったインフラの有効活用など、大幅な生産性の向上を実現しています。
イーエムシー ジャパン株式会社
イーエムシー ジャパン株式会社は、情報ストレージ、ソフトウエア、ネットワーク、サービスを総合ソリューションとして提供している、世界的なリーディングカンパニー、EMCコーポレーションの日本法人です。あらゆる規模のお客様に、オートメート・ネットワーク・ストレージ・ソリューションを提供し、コスト効果の高い効率的な方法で、情報の保護・管理・共有を実現しています。1994年に設立され、従業員数576名。販売、保守業務拠点は東京、大阪、名古屋、広島、福岡、静岡、多摩、豊田の8ヶ所。
SAPジャパン株式会社
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、顧客関係管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、20,000以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。
デルコンピュータ株式会社
デルコンピュータ株式会社は、米Dell Inc.の日本法人で、デル社独自の直販方式「デル・ダイレクト・モデル」を活かした販売/マーケティング/サービス・サポート業務を日本国内で行っています。業界標準の技術を採用した製品および各種サービスの拡充に注力しており、エンタープライズ市場においても「デル・ダイレクト・モデル」による優れたバリューをお客様に提供しています。
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社((略称B-EN-G) は、1999年に東洋エンジニアリング株式会社のIT事業部が分離独立、営業を開始し、2001年2月に店頭上場したビジネスエンジニアリング会社です。現在、主としてERP、CRM、SCM、EC等に関するコンサルテーションやシステム構築サービスを提供しております。資本金約7億円、売上高122億円、従業員数が243人となっております。(2003年3月現在)1993年よりSAP R/3のパートナーとなり、130を超えるSAPプロジェクト(うち製薬メーカ様26社)に携わって参りました。その取組姿勢に対しユーザ企業様多数の評価を頂き、SAP AWARD OF EXCELLENCEを6年連続で受賞しております。
日本電気株式会社
日本電気株式会社は、セキュリティ対策や災害対策を図ったセンター設備を活用し、システム運用サービスやシステム管理支援、帳票デリバリサービス、データ保管サービスなどのアウトソーシングサービスを提供しています。今回、NECネクサソリューションズ株式会社と株式会社日本総合研究所の2社とともに三共様に提供するアウトソーシングサービスは、人事・会計・生産管理・販売物流などの基幹業務を行う「統合情報システム (SAP R/3) 」の運用・管理、関連アプリケーションのメンテンナンス、システムやパソコンの利用に関する問い合わせ応対などを行うヘルプデスク業務などであり、同社内のITのさらなる活用を推進するとともに、新たな全社情報化戦略の立案や情報システム開発力の向上、システム運用業務の効率化に貢献します。
日本ユニシス株式会社
日本ユニシス株式会社は、現在ITベンダーとして各種ハード・ソフトウエアの製造、販売を行う一方でお客様が求めるさまざまなビジネスモデルの構築支援に力を入れています。
当社は、SAP関連ビジネスのひとつとして、SAP製品の機能を最大限に引き出すことができる、Windows 2000 Datacenter Serverを搭載し最大32CPU構成まで可能な高信頼/高可用性IAサーバー「ES7000」を、2000年から提供してきました。また2002年2月には、デルコンピュータ株式会社とSAPビジネスのプラットフォーム提供で提携しており、今回の三共事例は、該提携に基づく共同提案による第一号稼働ユーザ事例になります。
当社は今後も、お客様のビジネス戦略を最も効果的に、最も迅速に実現する"顧客価値創造型"のITサービスリーディングカンパニーを目指します。
株式会社日立製作所
株式会社日立製作所は、1994年よりSAP パートナーとして、約100社のお客様のR/3システム構築に携わって参りました。この10年間に蓄積したノウハウおよび約1,148(2002年12月現在)名のSAP認定コンサルタントをベースに、R/3をコアとしたトータル基幹業務システムの構築(MES、LIMS、他システムとの統合/連携)、およびR/3本番稼働後のお客様の負荷軽減を実現すべく、AMO (Application Management Outsourcing) を中心としたトータルアウトソーシングサービスを併せてご提供しています。
医薬品業界においては、今回ご採用頂いた生産管理システム「HITPHAMS」、統合インターフェースシステム「OpenNABINS」をはじめ、研究開発から製造、販売、レギュレーション対応に至る全プロセスを対象としたソリューションサービスをご提供しており、お客様のコアビジネス発展に寄与申し上げるべく活動を展開して参ります。
マイクロソフト株式会社
マイクロソフト株式会社は、SAP社のテクノロジーパートナーとして、OS:Windows 2000 Server、DBMS:SQL Server 2000を提供してまいりました。特にここ2年は、新規顧客の実に70%近くがWindowsをそのSAPシステムの基盤として採用しており、更にこの6月に発売を開始したWindows Server 2003の64ビットバージョン により、大容量メモリを要求するSCMアプリケーションでも充分にWindows ServerおよびSQL Serverをご採用いただくことが可能になりました。今回ご採用頂いたWindows 2000 Datacenter Serverは、提供ハードウェア環境毎に2週間のテストを課し、認定を与え、99.99以上の高い可用性を実現する基幹システム向けのフラッグシップOSです。Cost Effectiveなシステムから高いReliabilityとScalabilityを実現するシステムまで、マイクロソフトは、今後もSAPシステムの標準プラットフォームベンダーとして、活動してまいります。



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