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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年9月9日

日本ユニシス
ファーストリテイリングの「作業計画システム」を受託開発

〜 店舗PC上で、売上や作業量に応じたワークスケジュールを自動生成 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、株式会社ファーストリテイリング(社長=玉塚元一氏 山口県山口市大字佐山717-1)が、9月からユニクロ全店舗で稼働を開始する「作業計画システム」を受託開発しました。同システム稼働により、これまでユニクロ各店舗の店長が手書きで作成していたウィークリー/デイリーの要員計画(ワークスケジュール)を、店舗にあるパソコンで自動的に作成できるようになります。なお、店舗の全国展開をしている専門店企業において、ワークスケジュールを共通システム化したケースは、日本で初めてとなります。

 ファーストリテイリングでは、昨年から特定の店舗で「作業計画システム(プロトタイプ)」を導入し、実験を繰り返し行ってきました。実験で得られた検証結果からの改善点を修正し、さらに実験店を広げ効果検証を行った結果から全店導入を決定、「ユニクロ大学」での社員教育を経て、今回のユニクロ全店舗における「作業計画システム」稼働開始に至ったものです。導入テストを通じて、これまでユニクロ各店舗の店長が手書きで行っていたワークスケジュール作成に比べ、大幅な時間の短縮が測定されています。

 日本ユニシスは、2000年の小売業向け店舗/POSシステム「OpenStore®」の発表以来、小売業向け本部システム「OpenCentral®」、小売店舗運営支援/要員計画「OpenPSS®」、小売業向け単品分析システム「OpenSMARTTM」、小売業向け特売分析システム「OpenWiseTM」など、日本の小売業が抱える問題に特化した各種ソリューションを開発してきました。今回、ユニクロ各店舗で稼働を開始する「作業計画システム」は、当社の「OpenPSS」がベースになったものです。

日本ユニシスが提供する小売店舗運営支援/要員計画「OpenPSS」の仕組みは以下の通りです。
  1. 売場面積や設備などの作業量に影響する基本的な情報を「基本マスタ」に登録し、来店客数や売上高などの基本データとなる過去の営業実績データを取り込む。
  2. 店舗運営に必要なすべての作業項目と必要時間が登録された「標準作業マスタ」が表示され、そのマスタに自店情報を入力し、「作業マスタ」として登録する。
  3. 「社員マスタ」をベースに"誰が何日何曜日のどの時間帯に出勤するか"などの店舗スタッフの出勤情報を入力する。
  4. 「ランクマスタ」に個人別の作業スキルや習熟度を入力する。
  5. 最後に月次の売上目標や人件費目標などを入力することで、システムがすべてのデータを総合的に判断して、自動的にワークスケジュール案を作成する。ワークスケジュール案には、店長が微調整を加えることも可能。

 なお、「OpenPSS」は店舗内のパソコンによる分散処理、もしくはサーバおよびブラウザによる集中処理、どちらにも対応可能です。

 今後、日本ユニシスでは、今回のユニクロ全店舗での「作業計画システム」稼働実績をもとに、ベースシステムになった小売店舗運営支援/要員計画「OpenPSS」の拡販を目指しています。当社では、3年間で10社以上の受注、受託開発費などを含め20億円以上の売上を目標としています。

 なお、ファーストリテイリングでは「作業計画システム」を、海外のユニクロ店舗にも導入することを検討しており、日本ユニシスでは同システムのグローバル化対応のサポートも行っていきます。日本ユニシスでは、今後も、革新的なファーストリテイリングの戦略に柔軟かつスムーズに対応するとともに、最新テクノロジーの投入を積極的に実施し、同社のシステム強化を全面的にサポートしていきます。


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