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Foresight in sight

ニュースリリース

2003年12月16日

日本ユニシス
JTBから大規模64ビット版Windows®サーバ「ES7000/400」を受注

〜 JTB公式Webサイト「JTB.co.jp」のデータベースサーバを、
32ビットシステムから64ビットシステムにアップグレードし、性能を大幅に向上 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一、本社=東京都江東区豊洲1-1-1)は、国内最大手の旅行会社の株式会社ジェイティービー(社長=佐々木 隆氏、本社=東京都品川区東品川二丁目3番11号、以下JTB)から、「64bit Version Microsoft® Windows ServerTM 2003, Datacenter Edition」、「Microsoft SQL Server™ 2000 Enterprise Edition(64-bit)」を搭載した「Unisys Enterprise Server ES7000/400(以下ES7000/400)*注1」を受注しました。
 JTBは、同社の公式Webサイト「JTB.co.jp」のさらなる性能向上を目指して、予約系の中核を司るデータベースサーバを32ビットシステムから64ビットシステムにアップグレードすることを決定、日本ユニシスのES7000/400の採用に至ったものです。

 旅行業界では、インターネットの特徴を生かした新たなビジネスモデルが市場に受け入れられており、従来からの伝統的な旅行会社は、積極的にネット販売によるサービスを強化しています。しかし、このビジネスモデルの成功により他業種からの新規事業者が数多く参入するようになり、さらにサプライヤーが直接、顧客を囲い込むWeb戦略も進展しており、事業社間の競争は益々激化しています。

 JTBは、1995年にいち早くインターネットによる情報提供を開始し、1998年にはインターネット上で予約、決済まで完結できるサービスを開始しました。JTBのインターネット関連ビジネスは急拡大を続けており、2002年度には前年度比170%の成長を達成し、2005年にはインターネット関連ビジネスだけで1,000億円の売り上げを目指しています。
 JTBのサイトは、参照系システムと予約系システムから構成されます。本年5月には、パフォーマンスと安定性の向上を目的として、参照系システムのWebサーバにMicrosoft Windows Server 2003, Web Editionを導入し、稼働開始しました。

 現在、「JTB.co.jp」のページビューは増加の一途をたどっており、本年11月末時点では160万ビューに達しました。今回、JTBでは急増するアクセス、負荷の高いデータ処理やサービスメニューの拡充に対応し、また激化する競争に勝ち抜くため、予約系システムのデータベースサーバを、64bit Version Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition*注2 を搭載したUnisys Enterprise Server ES7000/400にアップグレードすることを決定しました。事前検証結果では、同一構成の従来システムに比し約3.5倍の性能向上が得られています。新しい予約系システムは、2004年1月に本番稼働開始予定です。

 日本ユニシスは、Windows 2000 Datacenter Serverのナンバーワンサプライヤーです。また、当社とマイクロソフトは、「Windows Datacenter Program」に基づくWindows 2000 Datacenter Serverユーザー向サポートセンター「JSQ(Joint Support Queue)」を、日本で最初にマイクロソフトの笹塚オフィス内に設立し、密接なサポートを実現してきました。JSQにはES7000を常設し、両社の常駐専任技術者が共同でWindows 2000 Datacenter Serverユーザーに対し24時間365日のサポートを提供しています。両社は、今後もJSQの共同運営などを通じて、JTBのシステムの安定稼働を強力にサポートしていきます。

 日本ユニシスは、本年1月から3月の期間、Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition (64-bit)、64ビット版SAP®マルチインスタンス機能*注3 を事前検証し、結果を公開するなど積極的に64ビット市場を開拓してきました。今後もこれらの結果を踏まえ、プレゼンテーション層とアプリケーション層は32ビットシステム、データベース層は64ビットシステムで構築するハイブリッドシステム、SAPシステムを中心としてES7000/400シリーズを提案していきます。

 今回の発表にあたり、株式会社ジェイティービー、マイクロソフト株式会社、インテル株式会社より、以下のコメントを頂いております。

 国内最大手の旅行会社の株式会社ジェイティービー(社長=佐々木 隆氏、本社=東京都品川区東品川二丁目3番11号、以下JTB)は、JTB公式Webサイト「JTB.co.jp」のさらなる性能向上を目指して、予約系の中核を司るデータベースサーバを32ビットシステムから64ビットシステムにアップグレードすることを決定し、そのプラットフォームとして日本ユニシス株式会社(社長=島田精一、本社=東京都江東区豊洲1-1-1)の「64bit Version Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition」、「Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition(64-bit)」を搭載した「Unisys Enterprise Server ES7000/400(以下ES7000/400)*注1」を導入することを決定しました。

株式会社ジェイティービー Webトラベル事業部長 北上 真一
 
 インテル株式会社は、株式会社ジェイティービー様が、基幹業務に向けて、インテル® ItaniumTM 2プロセッサに基づいたサーバ・プラットフォームを採用することを歓迎いたします。これは、日本ユニシス様の高性能/高信頼性サーバ・プラットフォームとして数多くの稼働実績があるES7000(32ビット版)に加え、新たにItanium 2プロセッサを採用することにより、さらに優れた性能、スケーラビリティ、および信頼性を提供するES7000/400サーバ・プラットフォームとして、お客様への提供が可能になったことによるものです。このプラットフォームが、株式会社ジェイティービー様のさらなるビジネスの拡大に貢献できるものと期待しております。

インテル株式会社 プラットフォーム&ソリューションズマーケティング本部長 町田栄作
 
 現在のビジネス環境では、累積データ、急速に増加するユーザーなど、大量データを効率的に処理と分析などが可能なプラットフォームが必要とされています。64bit Windows ServerとSQL Server 64bitは、大量のデータのインテリジェントな分析と情報に基づく意思決定を支援する新しいプラットフォームです。
 今回、導入を決定していただいた、「64bit Version Windows Server 2003」と「SQL Server 64bit」を搭載した、ES7000/400は、「JTB.co.jp」のページビュー増加、また予約系データベース処理の増加にも十分耐えうるパフォーマンスを発揮し、JTB様のビジネスの発展に寄与するものと確信しております。

マイクロソフト株式会社 エンタープライズパートナー推進本部 本部長 中原 信一郎




*注1: Unisys Enterprise Server ES7000/400(ES7000/400)
ES7000は、インテル製64ビットプロセッサを最大32個搭載、256GBメモリまで増設可能な大規模Windowsサーバで、エントリモデルのES7000/410(4-8Way)、中位モデルのES7000/420(8-16Way)、最上位モデルのES7000/430(16-32Way)の3つのモデルを用意しています。パーティショニングにより1つのサーバ上に複数オペレーティングシステムを搭載し、最大4つまでパーティションごとに独立して並行稼働させることができるほか、パーティション間でのクラスタリング構成が可能です。すでに先進的な数社の大規模ミッションクリティカルシステムへの導入が決まっています。

*注2: Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition
Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Editionは、64ビットプロセッサと32ビットプロセッサに対応し、これまで提供されているWindows Serverファミリーの中で最も高性能なサーバオペレーティングシステムです。64ビットプロセッサ バージョンでは64WayまでのSMP(対称型マルチプロセッシング)と512GBメモリ、32ビットプロセッサ バージョンでは32WayまでのSMPと64GBメモリをサポートしています。8ノード クラスタリングと負荷分散サービスの両方を標準機能として備えているほか、すべてのWindows Server 2003ファミリーに備えられた豊富なインターネットサービスおよびネットワークオペレーティングシステムサービスのすべてを提供しています。Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Editionは、OEMパートナーを通じて提供されます。

*注3: SAPマルチインスタンス機能
マルチインスタンスとは、1台のサーバ内で複数SAPシステムを動作させることです。Unisys Instance Worker/Process Managerを使用することで動的にリソース配分が変更できます。マルチインスタンス機能をベンダーとして保障し実装してきたのは日本ユニシスのみです。日本ユニシスは64ビットコンピューティング環境においてもサポートを継続します。