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Foresight in sight

ニュースリリース

2004年3月1日

ヤマトシステム開発、日本ユニシス
WEBサービス型ソリューション提供により通販会社の顧客サービスを大幅に向上

〜 通販業界における標準ソリューション開発のため協業 〜

 ヤマトシステム開発株式会社(社長=内田五郎 東京都江東区南砂2-5-15、以下ヤマトシステム開発)は、インターネット時代の最新宅配ソリューション「通販支援ASPサービス」を開発、本年3月1日から通信販売会社、およびECサイト構築・運営企業向けに販売を開始します。同サービスを利用する通販会社/ECサイトは、一般消費者に対し自社のWEBサイト、コールセンターなどからリアルタイムに配送関連情報の提供が可能になり、顧客対応力の強化、顧客サービスのさらなる向上を図ることができます。
 また日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1、以下日本ユニシス)は、ヤマトシステム開発の「通販支援ASPサービス」に対応したWEBサービス型ソリューションパッケージ「IMPACT-DM R3」を開発しました。通販会社/ECサイトは同パッケージを導入することにより、既存の基幹系業務システム、WEBサイトの再構築が不要になり、自動的に「通販支援ASPサービス」との連携を図ることが可能になります。
 ヤマトシステム開発と日本ユニシスは、今回の共同プロジェクトを通じ、配送関連情報の標準的XML(注)データ交換仕様とサービスメニューを確定しました。今後通販業界でのデファクトスタンダードになるソリューションの開発を共同で推進していきます。

 通信販売の形態が急増した昨今、一般消費者の立場からすると、注文を出すのは通販会社/ECサイトに対してであり、消費者は、手元に伝票番号が存在しないため、直接宅配業者に“事前通知”、“配達履歴問い合わせ”などを行うことはできません。現状、通販会社/ECサイトは、一般消費者からの各種問い合わせがあった場合、その要求を代行して宅配業者に対し、バッチ(一括型)による情報検索、または宅配業者のWEBサイトでの検索を実行しており、消費者に対しタイムリーかつ詳細な情報提供が困難な状況になっています。
  このような状況の中、通販会社/ECサイトからは、宅配業者側からのタイムリーな情報の入手、コールセンターや、自社のWEBサイトでの一貫性のある操作性の実現、また多様化する配送サービスにおいてシステム間の様々な種類のデータ交換が簡単で、かつIT投資を最小限に抑えられるソリューションの提供を求める声が大きくなってきました。

 ヤマトシステム開発と日本ユニシスは、昨年8月から、次世代の配送情報提供方式について共同プロジェクトを発足、ヤマト運輸と通販会社/ECサイト間のビジネス連携、およびデータ交換(XML)標準仕様の策定に取り組むと同時に、WEBサービスを利用した次世代業務システムの開発に着手しました。
  今回発表する両社のソリューションは、共同プロジェクトの研究成果に基づくものであり、顧客サービス強化、CRM強化を目指す通販会社/ECサイトは、個別のシステム開発の負荷軽減を図ることができます。
 今回、ヤマトシステム開発が発表する新宅配ソリューション「通販支援ASPサービス」は、ヤマト運輸の情報と、通販会社/ECサイトの情報をXML形式でデータ連携し、仮想的に一つの情報システムとして利用することを実現したものです。同ソリューションを導入する通販会社/ECサイトは、ヤマト運輸側の情報システムを、あたかも自社の情報システムとして稼働することができ、一般消費者に対し、WEBサイト、コールセンターなどを通じてタイムリー、かつ詳細な情報を提供することが可能になります。

 ヤマトシステム開発の新宅配ソリューション「通販支援ASPサービス」の基本機能の概要と特徴は、以下の通りです。

1.商品配送関連

(1)配達可能日時問合せ:商品発送日と届け先郵便番号から最短の配達日時がわかります。
(2)配送状況問合せ:配送伝票番号、または通販会社固有な注文番号など、任意のキーにより商品の配送状況の照会ができます。
(3)配達日時変更:出荷済商品の配送指定日時の変更ができます。
(4)配達完了通知:ギフトを含む商品配達が完了した一覧が入手できます。
(5)お届け事前通知:商品の配達予定日時を一般消費者にメールで通知できます。また、メールでの日時の変更も可能です。
2. 商品出荷・集荷関連
(1)産直出荷依頼:産直商品の伝票発行、集荷を依頼することができます。
(2)商品引取依頼:一般消費者からの返品/修理依頼の商品引取を依頼することができます。(引取伝票発行、商品引取)
3.運賃関連
・運賃請求の明細をデータで入手できます。
4. カタログ配送関係
・メール便の投函状況が照会できます。
5.代金回収関係
・コレクトの支払明細をデータで入手できます。

 一方、日本ユニシスが発表する「IMPACT-DM R3」は、通販会社/ECサイトの基幹系業務システム環境とヤマトシステム開発の「通販支援ASPサービス」をシームレスに連携し、新たなビジネスモデルや、サービスメニューを創出するWEBサービス型ソリューションパッケージです。
 通販会社/ECサイトは、「IMPACT-DM R3」を導入することで、既存基幹系業務システムを変更することなく、足りない部分を補完することができ、自社のWEBサイト、コールセンターなどの利用シーンで「通販支援ASPサービス」を効率よく連携できます。

 日本ユニシスのWEBサービス型ソリューションパッケージ「IMPACT-DM R3」は、Windows® 系、およびUNIX® 系のWeb Server上で稼働し、その導入効果は以下の通りです。

  1. 多様な配送サービスを利用する際、タイムリーな情報交換を簡単に行うことができる。
  2. インターネット環境を利用することで、専用線を用意する必要がない。
  3. 「通販支援ASPサービス」の情報を直接アクセスするため、自社での情報管理負荷を削減できる。
  4. 「通販支援ASPサービス」から得られた情報の加工を可能にし、自社のWEBサイトでの表示、コールセンターでの操作において一貫性を保つことができる。

 このような導入効果により、通販会社/ECサイトは「通販支援ASPサービス」で提供される、集荷情報(引き取りや産直品の配送)、配送予定のメール通知、WEBサイトでの情報提供、配送予定変更など、配送にかかわる様々な情報を、自社のサービスのごとく一般消費者に提供することが可能になります。また、コアコンピタンスに集中することでビジネスプロセスの見直しにつながり、サービス範囲の拡大と、顧客接点の増加でCRM強化を図ることもできます。

 なお、日本ユニシスでは通販会社/ECサイトに対し、以下のサービスも同時に提供していきます。

1. コンサルテーション
・ ASPサービスを利用したサービスモデルの検討支援
・ ASPサービス利用のためのシステムモデルの検討支援
2. 導入支援サービス
  ・ 接続テスト実施支援
・ 運用支援
3. 受託開発サービス
・ 既存業務システムとASPサービス利用コンポーネントとの連携
・ WEBサイトとASPサービス利用コンポーネントとの連携
・ JAVAなどの他言語でのASPサービス利用コンポーネント開発

 今後、通販業界では、WEBサービスを利用した業務モデルのさらなる拡大が予想されています。ヤマトシステム開発と日本ユニシスは、今回の共同プロジェクトで策定したデータ交換(XML)標準仕様を通販業界だけでなく、宅急便以外の配送サービス会社も含めたデファクトスタンダードにすべく活動を展開していくとともに、関連するソリューションを順次発表していく予定です。

 
注)XML(eXtensible Markup Language)
SGML(Standard Generalized Markup Language:文書記述言語)やHTML(HyperText Markup Language:ハイパーテキスト マークアップ言語)を基本として、各々の弱点を補完するように設計されたマークアップ言語。文書は独自に定義するタグとテキストデータで構成されるため、プラットフォームやアプリケーションに依存しないデータ形式になっている。XMLはインターネット時代のデータ交換の標準フォーマットとして認知されている。



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