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Foresight in sight

ニュースリリース

2004年3月12日

日本ユニシス
信用金庫向け勘定系システムのアウトソーシングセンター「SBOC東京」を設立

〜 共同利用型でコスト削減を実現しながら、加盟信用金庫ごとの独自性の維持も可能に 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、平成15年1月から既に稼働している北海道地区*注1に続き、4月1日に信用金庫向け勘定系システムのアウトソーシングセンター「SBOC(Shinkin Bankingsystem Outsourcing Center、エスボック)東京」を設立します。

 「SBOC東京」は、日本ユニシスが長年にわたる自営信用金庫サポート実績から培ったノウハウを取り入れて開発した「地域金融機関向け次世代勘定系パッケージ『SBI21』」*注2を基に、適正規模による共同利用型でコスト削減を実現しながら、各加盟信用金庫の独自性も維持できる仕組みを取り入れた勘定系システムのアウトソーシングセンターです。「SBOC東京」で受託する内容は、加盟信用金庫からの勘定系システムの開発保守および運用全般です。アウトソーシング契約は、日本ユニシスと加盟信用金庫が個別に締結します。

 「SBOC東京」には、既に平塚信用金庫(理事長=古屋 守久氏 神奈川県平塚市紅谷町11-19)、豊川信用金庫(理事長=日比 嘉男氏 愛知県豊川市末広通3-34-1)の加盟が決定しており、平成17年に本番稼働を開始する予定です。日本ユニシスは、他信用金庫の「SBOC東京」への勧誘も推進中で、順次加盟を受け入れていく予定です。

平塚信用金庫、豊川信用金庫が今回「SBOC東京」加盟に踏み切った背景は以下のとおりです。
  1. それぞれシステムが更改時期にきており、レベルアップの必要があった。
  2. 金融機関を取り巻く環境の変化や顧客ニーズの多様化に即応できるシステム開発・運用体制の強化が急務であった。
  3. 「SBOC東京」は共同利用型でありながら独自性を追求できる仕組みが取り入れられており、金庫の特性が活かせる。
  4. 「地域金融機関向け次世代勘定系パッケージ『SBI21』」の機能と日本ユニシスのシステム・サービス力を高く評価した。
  5. 既に北海道地区において『SBI21』による共同利用型の勘定系システムのアウトソーシングセンターが稼働している実績がある。

 なお、システム開発・保守と運用サービスの拠点は、日本ユニシスが朝日信用金庫(理事長=塚原 和郎氏 東京都台東区台東 2-8-2)の事務センターを借用します。

 日本ユニシスは、今後、東京、北海道の両アウトソーシングセンター加盟金庫および『SBI21』自営金庫間において、ノウハウ・技術の相互利用や各種サービスの共通化を図り、より付加価値の高いサービス提供を目指していきます。

 また日本ユニシスは、東京、北海道の両アウトソーシングセンター加盟金庫および『SBI21』を利用する自営金庫向けのバックアップセンターの設立を予定しており、速やかな立上げを目指し準備中です。なお同バックアップセンターは、現在稼働中の「信用金庫向けフルバックアップセンター」(日本ユニシス東中野センター、日本ユニシス新川センター)と同じホットサイト方式*注3を採用します。

 
注1)北海道地区の勘定系システムアウトソーシングセンター
札幌信用金庫、室蘭信用金庫、空知信用金庫、苫小牧信用金庫、旭川信用金庫の5信用金庫の加盟により、平成15年1月から稼働中。さらに北海信用金庫が平成15年10月から加盟しています。
注2)「地域金融機関向け次世代勘定系システム『SBI21』」の特徴
(1)戦略的商品・サービスへの迅速な対応
基幹勘定系業務の分野では業界初となる分析・設計工程へのオブジェクト指向技術採用により、商品開発の迅速性と柔軟性を確保しつつシステムの品質を大幅に向上させている。

(2)顧客サービスの向上 — 24時間365日稼働環境を構築
競合力向上のために、顧客サービスの向上は重要なテーマであり、24時間365日稼働を可能とするシステム基盤を提供するとともに、新しいデリバリ・チャネルへの柔軟な対応を可能としている。

(3)ノンストップシステムの実現
万一のホスト障害時にもフォールトトレーラント機能の採用により、営業店は障害を意識せずに業務の継続が可能となる。

(4)営業店システムの処理効率の向上
取引単位の収支ペアの採用及びシステム伝票化などによる集計レス精査の実現、イメージ処理の採用などにより営業店事務処理の効率化及び厳格化の向上を可能としている。

(5)長いシステムライフの追求
急速に変革し続けているIT技術に柔軟に対応できる仕組みとするために、ネットワークのTCP/IP化実現と、営業店端末機のオープン化のほか、単体テストまでの開発環境も全てオープン系システムで実現している。現時点の実行環境(勘定系サーバ)はメインフレームを採用しているが、今後の技術動向に応じてオープン系システムへ移行可能な仕組みとなっている。

注3)ホットサイト方式
遠隔地(オフサイト)にバックアップ用の施設や設備を準備しておき、ソフトウエア、データベース関連データ等を持ち込むことで、バックアップシステムとして使用する方式です。



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