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Foresight in sight

ニュースリリース

2005年4月4日

日本ユニシス
島田 精一社長 「平成17年度入社式 挨拶要旨」

 本日、国内外の大学・大学院を卒業された49名の優秀な新入社員の皆様を迎えました。皆様が、新たに社会人としてスタートを切るこの豊洲地区は、現在再開発による新しい街づくりが進んでいます。特にIT産業各社が集結しつつあり、日本の"シリコン・ベイ・エリア"とも呼ばれており注目もされています。

 IT業界は、1995年からのインターネット時代、2000年からのブロードバンド時代を経て、2005年の今年は、ユビキタス時代の本格的な幕開けになる年と言われています。皆様が入社した日本ユニシスという会社は、このIT産業の真っ只中にいる会社です。1980年代後半から米国で始まったIT革命は、今、セカンドステージに入ろうとしています。大きなうねりが起こり、激しい変化、さらなる成長が予想されています。このような時代は、若い方が活躍しやすく、"主役"になれるチャンスが大きいのです。技術進歩が激しく、変化の激しいIT業界において一番重要なことは、変化に対応して自分自身が変わっていくことです。そのためには、日々勉強しなければいけません。皆様も、日々自分自身を磨き、IT業界の変化をキャッチアップし続けてください。

 活力を持って成長している世界中の企業を分析してみると、例外なく「IT戦略と企業戦略が同期化」していると言えます。「経営戦略の中にIT戦略がビルトインされている」と言ってもいいでしょう。ITなくしては、どんな企業も成長していくことは難しくなってきています。今やIT戦略なくしては企業の存続はあり得ない時代なのです。
 当社は、お客様企業の経営戦略と密接に関連しているIT戦略を担う会社です。IT戦略を担うということは、すなわち、お客様企業の経営戦略を担うということです。我々の会社は「顧客価値創造企業」を目指しています。お客様が望まれている、または悩まれている課題を私たちならではの"価値"で解決できるようなサービスやソリューションを提供することによって、お客様の真のITパートナーとなり、IT業界のリーディングカンパニーとして当社も成長していくことを目指しています。

 2001年11月から始めた経営改革「Re-Enterprising(リ・エンタープライジング:造語)」を進めており、過去10年間業績の低迷に苦しんできた当社も、やっと昨年度から成長軌道に乗ってきました。この勢いを継続していけば、2、3年後には間違いなく日本におけるIT業界のリーディングカンパニーになれると確信しています。そのために、ぜひ、本日入社された49人の新入社員の皆様が持っている能力、今まで勉強してきたことを思い切って、この会社で発揮して、日本ユニシスの成長のために力を貸してください。皆様自身が成長することにより、日本ユニシスも成長することができるのです。

 40年以上ビジネスに携わってきた"先輩"として、いくつかのアドバイスを申し上げます。今日、皆様は新しく社会人となり、これからその社会人としての将来が待っています。ぜひ組織の中で"なくてはならない存在"、"かけがえの無い存在"になってください。そのためには自分自身で能力を磨き、毎日努力をする。今から自分の目標やテーマを見つけて、その分野でのエキスパートになれるように徹底的に勉強してください。努力を続けていけば当社で指折りの知識を身につけた存在になれるだけでなくIT業界で通用する人材になれます。社会人として「一芸に秀でる」ことが重要です。

 ITサービスのリーディングカンパニーを目指す日本ユニシスは、皆様が自分自身を磨く上で日本有数の会社だと自負しています。我々経営陣は、将来素晴らしい成長を遂げた皆様が、さらに大きな舞台で活躍できるようなフィールドを提供し、活動的に活き活きと仕事ができる環境を用意することが私たち先輩の義務のひとつだと思っています。

 最後に、若い皆様に、そして常に自分自身に言い続けている2つの言葉を紹介します。一つ目は「前向きに、明るく、逃げず、知ったかぶりせず」です。この精神で仕事をすることが一番大事だと思っています。しかし、この精神で仕事をしていても挫折することがあるでしょう。チャレンジングに仕事をすればするほど、挫折感を味合う機会も多くなります。挫折をしない人は、チャレンジしていない人です。社会人として大事なのは、挫折したときにどう対処するかです。
 2つ目の言葉は、「おもしろき、こともなき世をおもしろく、すみなすものは心なりけり」です。これは、高杉晋作の辞世の句です。「この世の中は面白いはずだ。日本ユニシスは面白いはずだ。IT業界は面白いはずだ。と思って受身で仕事をしていると面白くないことに直面する。世の中とは面白くないものだ。それなら、自分が面白くしてやるんだ。自分がこの会社のサクセスストーリーを作ってやるんだ。」という気概を持ってください。これが挫折を乗り越えるときの自分への励ましだと思っています。
 私はいつもこの精神で、取り組んできました。皆様もこれからの参考にして頂ければ幸いです。

 どうぞ皆様、日本ユニシスの社員としてプライドを持ち、自分自身の行動を自分自身でコントロールし、自分を自分で励まして元気にご活躍されることを心から祈っています。

以上


注釈/リンク

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